2004年5月26日発売
モー娘。の後輩、通称“ベリ工”のシングル3作目。(1)は琉球三線の音色が夏らしくていいのだが、音が大きすぎて、彼女たちならではの“集まればパワフル”という魅力と相殺されているのが残念。でも、ロー・ティーンの日常を歌う(2)は、素直に「かっちょええ!」です。
DJ KAORIとのコラボレーションにより、クラブ・シーンで人気を得ているR&Bシンガー、Elianaの3枚目のシングル。高い歌唱力と抜群のリズム感は、ただの“期待の大物新人”の枠を軽々と超えている。MISIAらと比較されるのも時間の問題でしょう。
90年代のシーンを彩った名グループ、NAKED ARTSがDJ TONKの手により再結集。ジャズ、ファンク、ソウルをスムースに掛け合わせたリード曲(1)の上で、あの頃よりも確実にスキル・アップしたMILI、K-ONのラップが聴ける喜び。ほかの曲もナイス。
一番カッコよかった時代の西海岸ポップ・パンクのスタイルで、超キャッチーなメロディのつるべ打ち。英語詞ゆえの気楽さとポップさを武器にしつつ、やがて歌詞に込めたまっすぐな青春メッセージに胸打たれる二段構えがニクイ。3枚目の飛躍作。
元MARCHOSIAS VAMPのアキマツネオ率いるグラム・ロック・バンド、AKIMA&NEOSが2年半ぶりのフル・アルバムをリリース。マーク・ボランのファンにはたまらない音だ。
中国琵琶奏者ジャン・イエンの演奏は、古典楽器といったイメージを抱かせないモダンなサウンドを展開していく。ドゥーワップ・コーラスから少数民族の歌声、アフリカン・ビートや哀愁のギターかと思わせる曲まで変幻自在。中国琵琶との楽しい出会いだ。★
おどろおどろしいメイクと大正浪漫的なコスチュームで、じわりじわりと人気を獲得している彼らの、インディーズ時代の楽曲をメインに新曲3曲をプラスした作品。曲の感じも古きよき時代の日本という印象で、昭和40年代の歌謡曲っぽいテイストも強い。