2003年3月19日発売
70〜74年にかけてNHKのゴールデン・タイムに放送された音楽番組『ステージ101』のベスト盤。初CD化音源はもちろん、初音盤化音源も多数収録した、和製ソフト・ロック・ファン待望の2枚組。
ギター・ムードといえば、やはりこの人、クロード・チアリ。歌謡曲、唱歌などの日本のセンチメンタル名曲群に、「夜霧のしのび逢い」「夜霧のシルエット」などの代表曲を加えた究極の内容だ。
これまでとはイメージを変えて、ダーク・エンジェルを思わせるSFXチックなジャケットが目を引く。出だしの007風のアレンジも効果的だ。弾けた70年代GSサウンドというアイディアも、つんくらしい粋なシャレ気が、ほどよく利いている。
パラダイス・ガラージの名でも知られる豊田道倫のソロ名義作品。ギター1本の弾き語りスタイルに、リズム・ボックスやノイズ、サンプリング音などを加えた実験的なアプローチで、日常の徒労感や人間の奥深い感情を歌っていく。唯一無二のリアルな歌だ。
2003年6月から約2年半ぶりのライヴを行なうラルク・アン・シエル。それを前に発売されたベスト盤のうちの1枚が本作。シングルのカップリングを集めたもの。カップリングであっても捨て曲なしのメロディアスな曲ばかり。初回盤は3曲入りDVD付き。
メジャー・デビュー後から、活動停止を乗り越え高らかに復活を叫んだ時期までのなかから、バンドの運命を大きく左右した楽曲ばかりをセレクト。当初は耽美なヨーロピアン・スタイルをまとっていた彼らが、後半になるにつれダウナーなブリット寄りに変貌していく様なども見えてくる。
アルバム・タイトル通りに98年から2000年までにリリースされた4枚のアルバムからセレクトされたベスト作品。より洗練さが増した楽曲を作り出すようになった歴史の断片を瞬間的に振り返ることができる。彼らのスタイルの幅広さも実感できる一枚だ。