2003年12月17日発売
アンド・セレニティ - 瞑想するグレン・グールドアンド・セレニティ - 瞑想するグレン・グールド
単なるベスト盤かと思ったら大間違い。異様にマニアックな選曲に驚き、しかもそれがテンポのノロイ曲ばかりなのに二度驚く。『アダージョ・カラヤン』ならぬ『アダージョ・グールド』。だが“癒し”などとはほど遠く、微視と沈潜と幻想にとことん付き合わされる。
ロマンス・オブ・ザ・ヴァイオリンロマンス・オブ・ザ・ヴァイオリン
それこそヴァイオリンのアンコール・ピースの定番ともいえるメロディアスな名旋律を13曲収録。とはいえオケを伴奏にした豪華なアレンジによる贅沢な演奏で、艶やかな音色による甘美な歌いまわしが一層冴える。実力派のベルにしてはフッと息を抜かせるアルバムである。
ソノーラソノーラ
4人の女性シンガーをゲストに招いた歌ものアルバム。軽やかなワルツの(1)はアン・サリーの声質も飛翔感の醸成に貢献。(3)は日本的な旋律と青木里枝の切ない歌詞がぴったり。小編成で映像的なイメージを広げるグループの特質が歌ものにおいても存分に発揮された好盤。★
Side Salad 〜Surf edition for Japan〜Side Salad 〜Surf edition for Japan〜
サイド・サラダが2000年に発表したハワイ・デビュー・アルバムが日本に登場。ルパートホルムズの「エスケイプ」や、クリストファー・クロスの「セイリング」のレゲエ・カヴァーなどを収録。
ライヴ・フロム・ニューヨーク・シティ 1967ライヴ・フロム・ニューヨーク・シティ 1967
サイモン&ガーファンクルの再結成全米ツアーのスタートに合わせて、彼らの全盛期である67年にNYで行なわれたパフォーマンスを収めたアルバムが再発。S&G全盛期唯一の貴重なライヴ盤だ。
セントラルパーク・コンサートセントラルパーク・コンサート
サイモン&ガーファンクルの再結成全米ツアーのスタートに合わせて、82年にリリースされた伝説のライヴ盤が再発。81年9月、雨のセントラル・パークで行なわれた感動のリユニオン・コンサート。
サイモン&ガーファンクルのすべてサイモン&ガーファンクルのすべて
サイモン&ガーファンクルの再結成全米ツアーのスタートに合わせて、99年にリリースされたベスト盤。何年経っても色褪せない美しいメロディとハーモニーの魅力を堪能できる決定版だ。