音楽むすび | 2001年8月1日発売

テレビなどで人気に火がついたヴァイオリニスト、二村英仁の2ndアルバム。躍動感あふれる技巧的な難曲から静かに聴かせる小品まで、バラエティに富んだ選曲がなされている。

桂文珍東京独演会2000のライヴ録音。約45分にもおよぶ大作「らくだ」での文珍の絶妙な語りと笑いに圧倒される。往年の名人たちの名演とはひと味違う、新しい時代の「らくだ」。

待望の新曲は、胸を打つ孤高のラヴ・バラード。切なさに満ちた“歌”と、ラテン・ギターをフィーチャーしたサウンドの哀愁感が見事に結実した、浜省ならではの高純度ラヴ・ソングは聴き応え十分。

江角マキコの相手役を務めたドラマ『ラブレボリューション』で注目を集めた彼が、ミュージシャンとしての活動を再開。成長がうかがえる6枚目のこのシングルはターニング・ポイントになりそう。

ライムスターのマミーDとの競演に続き、今回はソウル・ラヴァーズのマーヤをゲストに迎えて一転、艶のあるシングルが完成。2つのコラボレーションで提示した新たな魅力は今後の展開のキーとなりそう。