1999年7月発売
ダ・リアル・ワールドダ・リアル・ワールド
ティンバランドの好パートナーでもあるミッシーのセカンド。チキチキのビートを含めた変則的な曲の作りも今や主流、堂々たる先端のプロダクションだ。線太いラップの爆裂個性、艶っぽい歌も美味。エンハンストによる(14)のビデオで怪人ぶりも堪能。
スノーフォール・オン・ザ・サハラスノーフォール・オン・ザ・サハラ
エレクトラ移籍通算4枚目の本作は、前作までのジャズ・スタンダード路線とはうって変わり、とてもコンテンポラリーな仕上がり。レオン・ラッセルやボブ・ディランなどのカヴァーを中心とした曲構成が、作品をより広がりのあるものにしている。
キス・ミーキス・ミー
USインディ・ギターポップ・ミーツ・スウェディッシュ・ポップといったところだろうか。美しいメロディが映えるアコースティック・サウンド、そしてどこかまだあか抜けない初々しさは、さわやかな風のように琴線をくすぐるはず。とくにラーズの(13)がいい。
GO!GO!AHEAD!GO!GO!AHEAD!
気持ちのよい暑さの中にいるような気にさせてくれるのがこのグループ。ライヴ感覚にあふれたサウンドは、真夏の太陽の下で体を動かすときのBGMにぴったり。それでいて荒っぽくならないのは技術と経験のなせる業で、安心して汗を流しながら聴ける。
Dr.K PROJECT〜エレキバンドが夢だった〜Dr.K PROJECT〜エレキバンドが夢だった〜
ベンチャーズをこよなく愛し、本人たちからも高い評価を受けている徳武弘文率いるDr.K PROJECT。ベンチャーズ・マナーに乗っ取ってのオリジナル作品の数々。ノスタルジーでもレトロでもない。ポップ音楽はこうして継承されるのだ。脱帽の素晴らしさ。
リジェンド オブ ジャズ クラブリジェンド オブ ジャズ クラブ