1999年4月21日発売
ロンブー出演のテレビ番組のエンディング・テーマを含む3曲入りマキシ・シングル。力強いオープン・ハイハットの利いたドラム、カラカラと粘っこさが共存するギターにカート・コバーンばりの歪んだ英詞の歌が乗れば、本当に日本人離れした感を受ける。★
この豪華にして貴重ともいえるアルバムが、紙ジャケット&特殊パッケージで登場する。しかも未発表テイクが3曲も追加収録されているので、オリジナルを持っている人でも食指が動くはず。
35歳という若さで生涯を閉じたフォーク界のカリスマ、フィル・オークスのデビュー作(64年作)。ボブ・ディランらと肩を並べ、社会に対しての主張を続けた伝説のシンガーの息吹がここに。
収録曲について解説するなど、歌に込められた主張に全神経を注いでいたとみえる2ndアルバム(65年発売)。当時のフォーク・ムーヴメントへの影響力は、多大なものがあったに違いない。
ジャンル
自分のグループ“フレリー慧星”を率いて活動を再開した元キッスのギタリスト。エディ・クレイマーのプロデュースによる引き締ったサウンドと、アントン・フィグの華麗なドラムスが、この慧星を荒涼としたハード・ロックの宇宙から救い出している。
タイトル通りライブ4曲とスタジオ・テイク1曲を収録したミニ・アルバム。キッスという亡霊から解放され我が道を行くA・フレーリーのパフォーマンスはすべてにシンプルかつ骨太なR&Rスピリットが溢れる。そこには、素顔の熟年ロック・スターの姿がある。
ソロでは久しぶりの2枚目だが、フレイリーズ・コメット名義の2作を含めれば通算4枚目の新作。(4)は何故か本家KISSの最新シングルと同じ曲。(2)はジェフ・リンの曲。旧友ピーター・クリスやスキッド・ロウのメンバーらが参加して場を盛り上げている。
独ハード・ロックの大御所の新作はサンプリングを多用したテクノ風の趣タップリの異色作。独特の粘着質なVOもサラっと歌い上げたほか、ギターも控え目で従来のメタルちっくな音作りは稀薄。が、さすがにメロディは超1級でワビ、サビはあくまでサソリ流。
アトランタ出身の三人組によるファースト。グルーヴどっしりのポジティヴ・ロックは恐怖の大王を撃墜してくれそうな勢い。切れのいいギターにポップなコーラス、もちろんメロも文句なし。共同プロデュースはジェイソン・フォークナーを手掛けたジム・エバート。★