1999年3月20日発売
クラリネット、サクソフォーンほか木管楽器による四重奏、五重奏、八重奏を集めたもの。派手さはないが、柔らかい響きの織り成す上品な曲の数々。聴いていると心が落ち着き、何ともいえず気持ちが明るく前向きになってくる。木管の音を知るにもよいアルバム。
金管、打楽器アンサンブル曲を集めたアルバム。各曲に楽譜出版社、演奏グレードが表示され、曲探しに苦労している人にはありがたい気配りがされている。主張する時と支える時とのメリハリがきちんと整理されていて、とても聴きやすい演奏だ。
すっかりベテランになった女性アーティストのアルバム。肩の力が抜けた状態から、自然に湧きだしてくるようなやわらかなメロディが魅力的だ。だからこそ、打ち込みの曲においても彼女の歌とピアノが、サウンド全体にアコースティックな響きを与えている。
井手功二(ex.ブランニューモンキーズ)とベーシストの高砂圭司が97年に結成した二人組。生音中心なんでもアリで、勢いあるバンド・サウンドがとってもヘルシー。マジメで普通な中高生の日常にフィットする青春の世界、さびしがりやの景気づけにオススメ。
ブルース・ロック・ムーヴメントの原動力ともいえるP.バターフィールドが率いていた、ベター・デイズの73年の未発表のライヴ。A.ギャレット、G.マルダーら名うてのミュージシャンが熱気のこもった演奏を繰り広げる。(3)をはじめファンにはうれしい選曲だ。
ジャンル
ロビー・ロバートンがデビューに助力した実直派シンガー・ソングライター。77年第5作発売時の頃に録られた、当時のワーキング・バンドとの息のあったライヴ盤。さりげなさが嬉しい、滋味盤。当時プロモーション盤としてだけ出されたものの初商品化。
米ビック・ディールからのパワー・ポップ。英国的な表情をしており時にXTCやポール・マッカートニーも彷彿。甘いメロディ、パンキッシュな疾走、曲によってはサーフなどをカラフルに使い分けた、軽いフット・ワークの利く青空牧歌が清々しい。3枚目。