1999年11月発売
アジアを代表する二胡(中国の伝統楽器)奏者ジャー・パンファンによる“二胡”作品。収録曲のうち(6)(9)は中国の古曲で、他はオリジナル楽曲。全編にわたり西洋楽器をふんだんに取り入れつつも、東洋的な音色や大陸の牧歌的雄大さも表現。心穏やかになる一枚。
バリのガムランをベースに作られたナチュラル・アンビエント系のアルバム。気持ち良くサウンドに身をまかることができる。パッケージにはなんとお香入り。香りを出すための穴まで開けられている。インディーズならではのサービス精神を感じる作品だ。
日本の伝統楽器や伝統芸能の新しい可能性が聞ける作品。デジタル・ビートと見事に融合し、これまでのイメージとは一線を画す力強く、同時に優しいサウンドが面白い。それぞれのナンバーで主役をつとめる尺八、箏、民謡などのポップ・フィーリングに注目。
進化し続ける音楽があれば、変化を求められない音楽もまた健在。サザン・ロックの巨匠、再結成10年目の新作は覚悟さえ決めたような王道ぶりが窺える。ソウルフルでブルージィ、適度にドラマティックで泥臭く力強いエッジも立っている。こりゃ職人技です。
意外にも初のライヴ盤で、99年6月に日比谷野音にて収録。ツアー最終日だけあって、3人のコンビネーションも完璧だ。うねるようなグルーヴとソリッドなギターの掛け合い、ラップではなく叙事詩の語りに絡む泣きのメロ。彼らの真髄が思う存分堪能できる。
U2とビートルズが大好きというヴォーカリスト・桐畑を中心とするトリオ・バンドの第2弾は、今まではもやがかかってたんじゃないかと思うくらい晴れ晴れとしている。楽曲や演奏にも成長の跡がはっきりと見て取れるし、ちょっと見直しちゃったぜ。
87年のデビュー以来、すでに10枚目となった国府弘子のリーダー・アルバム。最新作でテーマに掲げられたのは“音楽での手紙”。トリオの息も見事にあって、まさにプラン通りの決してひとつのジャンルにとらわれない国府ワールドの魅力を十分に堪能できる。