1998年3月発売
サーティーンサーティーン
日本でも人気のジャーマン・メタル・バンド。前作から約2年ぶりとなる98年のアルバム。本作でもオーケストラをバックに迎え、今までのスタイルとはひと味違う、なかなか手の込んだ、劇的な“様式美”ロックを編み出した意欲作だ。ラッシュのカヴァー(14)は聴きもの。
キーズ・トゥ・アセンション2キーズ・トゥ・アセンション2
全盛期のメンバーによる再編記念の第2弾。内容は『1』と同じで、往年のレパートリーのライヴとスタジオでの新録のカップリング。ライヴは懐メロの忠実な再演以上の熱気がなく残念。むしろスタジオでの5曲に衰えぬ意欲が感じられる作品。
ヴィジョンズ・オブ・ヨーロッパヴィジョンズ・オブ・ヨーロッパ
北欧の叙情派メロディアス・メタルの代表格による初ライヴ。Y・マルムスティーンと人気を2分するT・トルキ(G)の華麗な技をフィーチャーしつつも、透明感に富んだ旋律美を見事に再現した力作ライヴだ。2枚組のボリューム感でライヴ・ベストの趣強し。