1997年10月発売
ザ・ブック・オブ・シークレッツザ・ブック・オブ・シークレッツ
チーフタンズの95年来日公演にも同行したカナダ女性ヴォーカリストの、通算6枚目。“流浪の民”ケルト人の末裔らしく世界各地への(主に想像上の)旅から想を得た、本人が語るには「モザイクのような」内容になっている。しっとりとした歌も魅力的。
カラーズカラーズ
現代的な正統派フュージョン作品とでも呼べばいいだろうか。ダンサンブルなリズムに乗って、ウェイラムのテナーがメロディアスにリズミックに飛び交う。心機一転レーベルを移籍して吹き込んだこの第1作では、持ち味のソウルフルな響きも一層快調だ。
愛のデュエット〜ワーグナー名唱集愛のデュエット〜ワーグナー名唱集
制作・出演
ギュンター・フォン・カンネン / ジークフリード・エルサレム / ダニエル・バレンボイム / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / マリヤーナ・リポヴシェク / ワーグナー / ヴァルトラウト・マイヤー現在再考のワーグナー歌手による名場面集。「トリスタン」の愛の二重唱では、バレンボイムの音楽に2人の歌が共鳴し、愛の法悦を描きつくす。「パルジファル」第2幕の“誘惑する女”クンドリーを演じるマイヤーも出色の出来。いずれも全曲盤からの抜粋。