1994年6月発売
ダンソンダンソン
キューバ出身のアルトゥーロが自らのルーツを辿りながら、それらをコンテンポラリーな作風で再生した意欲作。当然のようにキューバを通過して素材はアフリカにまで至るが、ビッグ・バンド仕立ても含む再生方法が見事。壮大なるアフロ・キューバン史。
カム・トゥゲザーカム・トゥゲザー
今聴くと、そういえばこんな頃もあったよなぁ、と思ってしまう。90年に発表された2枚のシングルをカップリングしたミニ・アルバム。ハウスに傾倒している本作を聴けば、彼らがいつの時代もやりたいことに忠実なバンドであることがわかるはず。
ハート・マインド&ソウルハート・マインド&ソウル
2年ぶりになる4枚目の本作はベイビーフェイスがプロデュースしている。この顔合わせ、互いにリードを取り合う(3)など、通じ合う持ち味の2人だけに実にピッタリ。シングル曲(2)を始めちょっと甘目のマーヴィン・ゲイっぽさがいい感じになってきた。
デイヴィッド・バーンデイヴィッド・バーン
NYボーダーレスはアート・リンゼイ、昔プリンスお抱えのエンジニアでもあったスーザン・ロジャース、そしてバーンの3人が制作者。やっぱ、彼は都会ロックの人なのだナと思わせる仕上がり。考えるミュージシャン、バーンの新しい時代の幕開けだ。
グールー・マザーグールー・マザー
「イッツ・ア・ファイン・デイ」がヒットした時に本誌で取材したのだけれど、P.ウォーターマンが保護者のように付き添っていたのが印象的だった。だがこのセカンドでは、カーティス嬢の声自体に主張が出てきた。ダンス・ビートは相変わらずですが。
Live And AcousticLive And Acoustic
最近、頭角を現してきたカナディアン・ロックの若手。あえてジャンル分けするとハード系部類に入るが、彼らの魅力は楽曲、特にメロディにウェイトを置いた点につきる。今作はライヴとアコースティック・ナンバーの2本立て。長所を有効に活用した内容だ。