1992年6月発売
リザードリザード
ヘヴィなリフ、強力なリズム、それに重なるメロディアスなダミ声ヴォーカル…なんとも不思議な雰囲気を持った4人組、サイゴン・キックの2作目。前作もかなり様々な方向性を示していたが今回さらに拍車がかかった感じ。とっつきにくいが、クセになるかも。
ライヴライヴ
CSN&Yからマナサスに至る時期のスティーヴンが、74年シカゴで収録したライヴ・アルバム。ソロとして唯一のライヴだが、エレクトリック・サイドとして発表された前半の迫力は当時凄かった。ブルースなどルーツに根ざした後半のアコースティックも渋い。
ブリージィ・ストーリーズブリージィ・ストーリーズ
玄人にもファンが多い東海岸派の自作自演シンガーが73年に発表した3作目。ダニー・ハサウェイやドクター・ジョンらが参加したNY録音で、様々な米国産ルーツ音楽をベースに練り上げられた芳醇なサウンドが旨い。微妙に屈折した独特のセンスも魅力的だ。