発売元 : Arcangelo
ウォーリー・ファーストウォーリー・ファースト
ミッシェル・ポルナレフのバック・バンドを務めたこともある英国プログレッシヴ・ロック・バンドのデビュー作(74年発表)が紙ジャケ化。スティール・ギターやヴァイオリンを効果的に使い、牧歌的なフォーク感覚をまぶした哀愁漂う楽曲が、このバンドの特徴であり魅力だ。CSN&Yを彷彿とさせるコーラスも美しい。
ランド・オブ・コカインランド・オブ・コカイン
UK大御所ジャズ・ロック・バンド、鍵盤のカール・ジェンキンス主導の最終作(81年)の再発。アラン・ホールズワースやジャック・ブルースらゲストを招いての、UKフュージョンを粛々と展開。オーケストラを起用した曲も。制作はワイヤーのそれで名をあげていた、マイク・ソーン。
ソフツソフツ
通算9作目にあたるオリジナル・アルバムで、ソフト・マシーンにとって事実上、最後のスタジオ録音作となった76年作品。前作『収束』(75年)にみられたクロスオーヴァー路線よりもロック色が濃い内容で、なかでもジョン・エサリッジのエネルギッシュなギター・プレイは圧巻の一言である。
バンドルズバンドルズ
英ジャズ・ロックの重鎮による75年の第8作。最新リマスターによる英盤CD&ブックレットを、日本制作の紙ジャケに収めた仕様で、内袋も封入されている。メンバーのほとんどがニュークリアス出身となっての方向性は、アラン・ホールズワース(g)が弾きまくるフュージョン路線でロック色も濃い。