発売元 : 株式会社ビーイング
連打ドラマーとして有名だというブルックス・ワッカーマン(SxTx)率いる3ピースのグループのフル・アルバム。底抜けにポップで陽気でチープでバカで楽しいメロコア系サウンド満載。音質も超うすっぺらで、実にオモチャ的。ジャケもバカ。
現ヴァン・ヘイレンのvo、ゲイリー・シェローンの実弟マーカス率いる4人組の本邦デビュー作。兄ゲイリーもプロデュースに関与、ファンキーかつヘヴィなグルーヴ・ロックを体現。ラウド気味のgが逆にモダンなシルエットを描くがオリジナリティは弱い。
B'zの敏腕ギタリストによる7年ぶり通算第3作目のソロ・アルバム『KNOCKIN'“T”AROUND』からの先行マキシ・シングル。的確なプレイと細部まで神経の行き届いた音作りはもちろん、自身による自然体なヴォーカルもなかなかの味わい。
『マグマ』に続く稲葉浩志ソロ名義のマキシ。珠玉のバラード(1)は全体を色どる美しくも悲しいストリングスがサビと相まって印象的。一転して(2)では陽気なパーティ・モード全開。無機質なビートで始まり(お馴染みの)熱い稲葉節が堪能できる(3)と濃密な音空間。
ZARDや大黒摩季への楽曲提供でも知られる栗林の第9作。曲が粒揃いなのは言うまでもなく、カユいところに手の届いたアレンジと、それに呼応するフュージョン畑の人たちによるキメ細かい演奏も素晴らしい。個人的には、ちょっと破綻が欲しい気もするが。
まさに七音と言うか、七つの感情が詰め込まれた作品集だ。すべての楽曲を手がけてるのはB'zの松本孝弘。彼の持つハード・ポップなセンスと、七緒香の力強くはれ渡る歌声が作り出す、スタミナ満点の歌の数々。思わず心に勇気を感じてしまう歌も多いぞ。
歌の言葉としては流行りではない、またサウンドも同様に流行りのもではないのだが、ポップン・ロール感覚の音の中で懐かしくさえある意味の微かな重さが気持ちよい。秋吉契里の視線を感じさせる幼い問いかけの言葉がオジサンには何とも可愛く思える。