発売元 : 株式会社ビーイング
これが通算39作目になるZARDのシングル。月桂冠“月”のCMソングでもある(1)は、サビのメロディが印象的なアップ・テンポの曲で、(2)はしっとりしたバラード、(3)はビートの効いたキャッチーなナンバーで、(4)は(1)のインスト・ヴァージョンとなっている。
通算37作目のシングル。(1)は、サビのかすれた高音を“切ない”と取るか、“聴きづらい”と取るか。(2)は、打ち込みサウンドや言葉のツギハギを“挑戦的”と取るか、“粗削り”と取るか。デビュー14年目にして、予定調和を崩す彼女にドキドキハート(←死語)。
flow-warとしてはサード・アルバムになる。今回はテレビ東京系『最遊記RELOAD GUNLOCK』のテーマ・ソングに起用されたのも話題。ギターに杉元一生が加わったことで、バンドとしてのサウンドが及崎森平のヴォーカルとバランスがよくなり、ブレイクの兆しが見える。★
男性4人組のロック・バンドのセカンド・シングル。ベーシストの満園庄太郎は元WILD FLAG→VOW WOWで、ここでも重いベースを弾いているが、曲はハード・ロックではない。むしろ地味めのギミックなしのロックで、ある意味、新鮮さを感じる。
(1)は月桂冠“月”のCMソング。サビが強烈に印象的で、いかにもCM用の楽曲だが、それだけ作曲の大野愛果が坂井の張り裂けそうな高音の特徴を的確にとらえているのだ。(2)は、80年代風ポップス。2分半でフェードアウトしているので、いずれ続編がありそう。
シンプルなオープニングからサビに掛けての重厚な盛り上がりが印象的。ミディアム・テンポでマイナー調であるにもかかわらず、透明感のあるヴォーカルと楽曲のおかげで暗さのない懐深い厳粛な雰囲気を漂わせている。TX系“最遊記RELOAD”エンディング・テーマ。
36枚目のシングル。ピアノをバックにゆったりと歌い始め、テンポ・アップしていくリズミカルなポップ・チューンで、ZARDのイメージらしいスタイル。カップリングはそこはかとない郷愁を感じさせる、優しい旋律の1曲。初回盤はブックケース仕様。
かねてよりファンの要望が高かった、8cmシングルのマキシ化。デビュー15周年を記念し、第1弾として10タイトルを12cmシングル発売。リマスタリングで甦った名曲たちを再び!
90年代前半に輝いていた女性デュオをこうして回顧してみると、結構今でも通用しそうに思えるから不思議である。歌謡ハード・ロックに打ち込みを加え歌い上げる“製法”は、あまりにも教科書的で完成度が高い。掘り出しものとはこういうことを言うのだろう。
性的倒錯感が強烈なインパクトを残す“ショック・ロック”の女王こと、ジェンが率いる4人組。日本での2作目は音楽的にこれまで同様のインダストリアルな色合いも感じさせるサウンド。キワモノ的でありながら、実は真っ当なヘヴィ・ロックがタイトに聴ける。
『TV ASAHI NETWORK SPORTS 2002』、『パンパシ水泳横浜2002』のテーマ・ソングとしておなじみの(1)、静と動の対比を映し出す(2)、ノリのいいリズムで展開される(3)……分厚いサウンドとパワフルなヴォーカルに変わらぬ勢いを感じさせる、スキのない仕上がり。
2002年夏のZARDからのシーズン・グリーティング。(3)は従来のイメージとはまた違う色気の楽曲だが、デビューからずっと変わらない坂井泉水の透き通った声と淡々とした歌い方はやっぱりZARDって感じ。この人は年を重ねても老けたりしないでこのまんまっぽいなぁ。
カフェ系の作品を一押しするCDショップ、FM局から熱烈な支持を受けるorgans cafe〓の、メジャー第3弾シングル。和らいだサウンドが、心地よさと切なさの絶妙なブレンドを醸し出す。