発売元 : 株式会社オーマガトキ
79〜81年に海外で録音された三部作が紙ジャケにて復刻。どの作品も豪華多彩なゲストを迎えて新時代のサウンドを追求している。本人監修の下でリマスタリングを行ない、理想的な音像に。
発売元
株式会社オーマガトキ人間の声はいうまでもなく究極の楽器だ。オーガニックな音楽の典型といえるゴスペルが、この日本ですら広範な人気を獲得しているのがなによりの証拠だろう。北欧ノルウェーの首都に結成されたこのグループの歌声にも、聴き手すべてのこころを振るわせる力がある。
スラック・キー・ギターの名手である山内雄喜が、ハワイの恩師をはじめ、著名な友人たちとの共演作品を自ら厳選したベスト・アルバム。KONISHIKI、サンディーなど、山内のギターやウクレレをフィーチャーした癒し系のナンバーが満載されている。
名ギタリスト内田勘太郎のアコースティック・ギターによるブルース・アルバム。3曲参加のパーカッション斎藤ノブとの白熱セッションがスリリング。またバラード「大阪レイニィナイト」でのビブラートを目いっぱい利かせたむせび泣くようなギターの音色が心に沁みる。
米フォーク/カントリー界の名門中の名門、カーター・ファミリーの一員であるとともに、故ジョニー・キャッシュの愛妻でもあった故ジューン・カーター・キャッシュの遺作。夫君も参加、自らの人生を総括したような内容、老練で心のこもった歌唱が感動的だ。★
日本を代表するアコースティック・ギタリスト5人の録音を、それぞれ3曲ずつ収録したコンピレーション。オリジナルからスタンダード、クラシックまでを含む大人のオアシス的な1枚だ。
沖縄コザでレコーディングした初のソロ・アルバム。憂歌団解散後、ブルースからロックンロール、ジャズ、沖縄音楽まで幅を広げている勘太郎のボトルネックなど多彩なギター・プレイと伸びやかななヴォーカルが楽しめる。ボーナスとして98年録音の名作2曲も収録。
ネオ・アコ・チックなイントロで始まる「火星のように 月のように」からスタートする全8曲。ポップでいながらただのノーテンキな明るさやはじけ方では終わらない、サイケで少しひねくれた感じもあり。これぞブリティッシュ・ポップといった作品。★
発売元
株式会社オーマガトキ70年代から活動しているギタリスト、キヨシ小林はジャンゴ・ラインハルト系のジプシー・スウィングを聴かせる。ギター2、ベース1というトリオ演奏を基本に快感スウィングを展開し、これに水林史のヴォーカルが曲によって加わり、心地よい酔を誘う。
愛のストーリーテラーというイメージが強かった沢田知可子だったが、収録曲の「夢人」では、女性らしいメッセージ・ソングを歌い上げている。すべての曲が切なくもポジティヴな明るさが心に響く。音が邪魔をすることなく、歌詞に込められた思いがしみ入る秀作。★
イヴァン・リンスを制作に迎えたブラジル・ベテラン女性歌手の2002年NY録音作。名ジャズメンの演奏と優雅な弦をバックに、新旧ブラジルの曲をはじめスティーヴィー・ワンダーやローリング・ストーンズのカヴァーも実にしなやかに聴かせる。(10)はリンスとのデュエット。