音楽むすび | 発売元 : ビデオアーツ・ミュージック株式会社

ビートルズ5曲を中心に、クイーン2曲、なぜか定番「虹の彼方に」を最後に収録。好きな曲と旬な感じの曲を持ち寄りました、という感じのアルバム。明るく屈託のないジャズなので、細かいことは抜きに、楽しく聴けてしまうのがMJQの良さだ。

JTスーパー・プロデューサー・シリーズの第3弾で登場するナイル・ロジャースが、このプロジェクトのために再結成したシックの96年の作品。「おしゃれフリーク」、「グッドタイムス」などのプロデュース曲を収録。

REMのツアー・メンバーとしても活躍するケン・ストリングフェロウとジョン・オウワが新たなメンバーを加えてポウジーズを再始動。勢いと思いつきでスタジオに入ったという割には曲は全盛期にも負けないクオリティ。パワー・ポップ道健在。

ドリ・カイミが編曲を担当したブラジル音楽の軽やかさが心地よいスタンダード集。甘美なストリングスを添えたスローの(3)から弾むように楽しげな(4)まで、曲調は多彩だ。涼しげなヴォーカルはボサ・ノヴァのリズムによく合い、ローズの響きが美しい(6)は見事な仕上がり。

デンマーク出身、現在はフランスを拠点に活動を続けるニルスを中心とするトリオ・モンマルトルの通算5枚目。北欧4ヵ国にゆかりのある楽曲をセレクトし、耽美的なバラードから躍動感とスウィング感に満ちたエネルギッシュな演奏まで、鮮やかに聴かせている。

ビリー・シーン(b)率いるスーパー・ユニット、ナイアシン3年半ぶりのアルバム。キーボード、ドラムの超絶テク・トリオによるバトルは前作以上にスリリングで、プログレ、ジャズ、ハード・ロックが一体となったサウンドは、21世紀版の新型EL&Pのよう。

ステレオラブやハイ・ラマズのプロデューサー、フルトン・ディングレイが手掛ける三人組のデビュー作。けだるいヴォーカルとファズ・ギターの取り合わせ、60年代カリフォルニアのサイケ・バンドを思わせるアレンジは、この手の音好きにはたまらない。