音楽むすび | 発売元 : エイベックス・マーケティング株式会社

Fantastic Plastic Machineが選曲を手がけるミックスCDシリーズ『Sound Concierge』の2007年第2弾。ダンス・フロアを沸かせるナンバーの数々が、ノンストップで楽しめる。

米ダンス・チャートで大ヒットした「アンド・シー・セッド…〜オレ・オレ・ルー〜」を含むルーカスの1作目。随所に盛り込んだ80'sユーロのキャッチーでバブリーなメロ、ムードが、聴き手をハイなテンションに導く。ダンス界のバッド・ボーイと異名を持つ彼らしいスカっとしたアッパーさが、夏場にピッタリ。

ツイン・ヴォーカル、ツイン・ギター、ツイン・ベースにドラムスという特異な編成を特徴とする5人組、tronのメジャー・デビュー・アルバム。ギター・シンセやピッコロ・ベースなどを駆使した良質なダンス・ナンバーが満載だ。

ストリート系のレゲエ／R＆Bナンバーを満載した企画アルバム。PACHANGAによる、マキシ・プリーストのヒット曲「CLOSE TO YOU」のレゲトン風カヴァーをはじめ、“夏”の香り漂うナンバーを収録。

どこまでもディープかつダビー、強力無比なビートと唸る重低音を軸にしたオリジナルなサウンドで、クラブ・ミュージックのコアな層に熱烈な支持を受ける彼のセカンド・アルバム。ディスク2は、フロア直結可能なミックス済みのミックスCD。興奮の坩堝確実！　爆音でぜひ！

坂本龍一が見出したという女性シンガー・ソングライターのファースト・フル・アルバム。ホーンやストリングスなどを除いて基本的に一人で録音されたそのサウンドは、エスニックにしてエレクトロニック。そのくせ「MY MUSICAL」みたいなポップな曲もあったりして、つかみどころのなさが魅力か。

まさに“歌うたい”という言葉が似合う男であり、歌に寄った作品だ。人生の喜哀を唄うのはもちろん、その物語の中につねにドラマを描いている。一曲一曲聴くたびに頭の中に浮かび上がる情景の数々。手元に置きながら、ともに人生を感じ合いたい作品に出会えた。

イギリス／ユーゴスラヴィア／ハンガリーの血を引く女性シンガー。ドイツ生まれで、米国バークリー音楽大学を経て、現在は英国で活動する。そんな経歴を持つ彼女の3作目で、絹のような声が活かされた桃源郷的アーバン・ソウルが展開されている。手触り良し。

日本ではまだ馴染みのないベルギー出身の実力派“ピアノマン”ボーン・クレインの日本デビュー・アルバム。さながら、ベルギーのビリー・ジョエルかエルトン・ジョンといった感じ。ごきげんなポップ・ナンバーが並び、ヴォーカルも小粋でスマートだ。★