音楽むすび | ジャンル : 演歌・純邦楽・落語 > ドキュメント・脱音楽

優勝は難しいものの、2002年、ワールドカップに負けない注目を集めた阪神タイガース。本作は、球団がこれまでにたどった歴史を当時の実況、ナレーションで綴ったメモリアルCD。

谷川俊太郎の詩・朗読・唄(!)と賢作のピアノ・パーカッション・唄に、ちんどん通信社が加わってのセッション。選び抜かれた言葉が、何ごともないように、淡々と語られる。そこに楽器の“音”がからむ。茫洋とした空気のなかに一瞬の緊張感。聴き終えると、心地よい疲労感に包まれる。

刊行から300年になる俳句紀行、松尾芭蕉の『奥の細道』を俳優寺田農が原文のまま朗読。彼の詩情豊かな語り口で、俳句ファン、朗読ファンにアピールする1枚。

フィンランドとつながりの深い舘野泉が、シベリウスだけでなくさまざまなフィンランドの作曲家のピアノ曲を紹介している好アルバム。1枚1050円の廉価での再発売。

昭和5年〜35年頃まで続いたといわれる街頭の紙芝居。その中でも「黄金バット」など誰でも知っている定番を森下正雄、梅田義彦らの熱演により収録。ジャケットには懐かしい絵を掲載。

明治、大正期のひろめ屋、東西屋が発展したといわれるチンドン屋。大衆芸としてのチンドン屋の貴重な音を収録。「花川音頭」「お富さん」「花と蝶」など、当時がよみがえる名調子ぞろい。

ストリート・パフォーマンスの究極と言ってもいいもの売り、啖呵売の世界。“さァて、お立会い〜”で始まる、映画『寅さん』でもおなじみの口上をたっぷりと収録。「さしみ売り」「氷売り」など。

舘野泉のデビュー40周年を記念して、彼の幅広いレパートリーのなかから選りすぐりのCDが再登場。舘野泉といえばフィンランド。フィンランドの名曲40曲が2枚に収められて2100円。