制作・出演 : ルイス・ナッシュ
発売元
株式会社ポニーキャニオン晩年のアート・ペッパーの相棒。本作はその故人の思い出に捧げられている。1曲を除き、他はペッパーが演奏した曲。ケイブルス独特のアクセントで弾く、凛々しくリズミックなプレイは健在。バラードでの歌心がグッと高まっていく様子に年輪を重ねてきた味わいがある。
第2回モンク・コンペティション優勝者であり、ヘレン・メリルの伴奏でも知られるピアニストのヴィーナス・デビュー作。モチーフはロジャース&ハマースタインによるミュージカル。1枚まるごと歌曲のせいか、飽きのこない構成でプレイも歌心にあふれている。
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株式会社ポニーキャニオン某BIGBAND JAZZ CONTESTで優秀ソリスト賞を受賞した女性トランペッターの第2作。彼女はホットに超絶技巧で、というタイプではない。安定感ある技巧でメロディをじっくりと紡いでいく奏法。奏でられる音には柔らかな感性が息づいている。
NYのコンサート・ホールでの97年録音。とても綺麗に録れていて雑味のないライヴ盤。ウイントンのトランペットは音の張りとフレーズ、コントロールが完璧で文句のつけようがない。総勢50人弱のオーケストラが一丸となった演奏は鳥肌もの。
制作・出演
エリック・マリエンサル / クリスチャン・マクブライド / グレッグ・アダムス / ジェームス・ジナス / ジュリアン・レイジ / テイラー・アイグスティ / ビリー・キルソン / ルイス・ナッシュ神童と謳われたピアニストの5作目。2006年現在21歳、テクニックは申し分ない。二つのリズム・セクションを使い分けて、クラシック、TV番組の主題歌、オリジナル、スタンダードと雑多な曲群を自分色にまとめて弾ききる。アレンジに現代性を感じて好感が持てる
制作・出演
アーマッド・ジャマル / オスカー・ピーターソン / ジェフ・キーザー / ダド・モロニ / ベニー・グリーン / ルイス・ナッシュ / レイ・ブラウン / レイ・ブラウン&ザ・ピアノ・プレイヤーズ秋吉敏子の音楽生活60周年記念アルバム。ジャズ・ピアノに専念している近年の彼女を反映し、ピアニストとしての魅力を最大限に引き出す、ソロとトリオの2部構成による聴き応えあふれる作品だ。
ジャズ・ヴォーカル界のお色気女王と呼ぶなかれ。ベスト・アルバムとなる本作、なかでもスケール感あふれる(5)などを聴けば、その悩ましげな声のなかにもしっかりとしたテクニックが裏づけられているのがわかるハズ。でも悩殺ポートレートにはやっぱりニンマリしちゃうけど。
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株式会社ポニーキャニオン黒人メインストリーマーの王道をゆくチェスナットのピアノという観点から言うと、(2)(4)(9)が本命曲となる。レイ・ブライアント直系ともいっていいグルーヴとリリカルなフレーズを特徴としてきた彼の真骨頂はやはり(9)。ムラーツも十分にグルーヴィだ。
制作・出演
クリスチャン・マクブライド / サイラス・チェスナット / ジョシュア・レッドマン / スティーヴ・トゥーレ / ミルト・ヒントン / ルイス・ナッシュ / レイ・ブラウン / ロイ・ハーグローヴ最高の音で楽しむために!
ジェイムス・ウィリアムスとイリノイ・ジャケーに捧げたM&Iの第2弾。粒の揃ったビートが心地よいナッシュ、パーカッシヴなヴァイブのネルソンとのトリオだけに両者が引き立つ。(10)はウィリアムスからトミー・フラナガンへの贈呈曲で、フラナガンの録音時ナッシュがドラマーを務めた。
ピアノの弾き語りというスタイルでセンセーショナルなデビューを飾った彼女のデビュー作。彼女のセールス的成功が90年代から2000年代にかけてのジャズ・リバイバル・ブームのきっかけとなった。
制作・出演
アラン・ブロードベント / ジェフ・ハミルトン / ジョン・クレイトン / ダイアナ・クラール / ピート・クリストリーブ / ベン・ウォルフェ / ラッセル・マローン / ルイス・ナッシュ99年発表、ジャズ・ヴォーカル部門でグラミー賞を獲得したアルバム。木々の間を擦り抜ける風のごとき爽やかな歌声で、スタンダードの名曲を歌い上げている。映画『トゥルー・クライム』の主題歌も収録。