若きクインシーの編曲によるミルト・ジャクソンの大作。MJQでの抑制されたプレイとは異なり、ここでのミルトは元気一杯ブルース・フィーリング溢れる演奏を聴かせる。大型編成でもソロ重視の構成だけに全員の持ち味が表出している点も魅力。