制作・出演 : ヘルベルト・フォン・カラヤン
制作・出演
カラヤンセル / クリーヴランド管弦楽団 / スヴャトスラフ・リヒテル / ダヴィッド・オイストラフ / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ベートーヴェン / ムスティスラフ・ロストロポーヴィチメリハリをくっきりと付けた濃厚な「カレリア」と、重厚な中にも、研ぎ澄まされた抒情美を漂わせている1番。シベリウスは、カラヤンが比較的好んでとり上げていた作曲家だが、この2曲はこれが唯一の録音である。
1960年録音のカラヤン指揮、フィルハーモニア管弦楽団演奏によるシベリウスの交響曲をHQCD化。壮年期の若々しいカラヤンのひたむきなアプローチが聴ける。曲自体が持つ純粋な響きを突き詰めた、美しさに満ちた演奏だ。
1959年以来2度目となる、ソリストのシュヴァルベとの共演によるR.シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」をHQCD化。雄大なスケール感を見事に表現した、カラヤンとベルリン・フィルのコンビの全盛期といわれる1974年の録音だ。
カラヤン指揮によるR.シュトラウスの「ドン・キホーテ」をHQCD化。滑らかでスムーズなオーケストラに、たくましく奔放なロストロポーヴィッチの演奏が、壮大なスケールとダイナミズムを一層際立たせている。
カラヤンでなければ実現できなかったと思われるメンバーによる、1969年録音のトリプル・コンチェルト。“掛け値なしの夢の競演”として当時大きな話題となった一枚だ。巨匠たちの有無を言わさぬ名演が聴ける。
カラヤンとベルリン・フィルの関係が最も良好であった頃の録音から、モーツァルトのクラリネット協奏曲をHQCD化。ソリストもベルリン・フィルの名手を起用している。気心の知れたコンビならではの熟成された音楽が展開されおり、味わい深い。
カラヤン初となったベートーヴェンのピアノ協奏曲録音から「第5番」をHQCD化。1970年代もっとも人気のあった指揮者とピアニストのコンビでの演奏は、信頼関係の下に生まれた屈指の名演だ。
2010年2月に行なわれる、バンクーバー冬季オリンピックに向けての企画アルバム。男女ともに日本人の活躍が期待されるフィギュア・スケートで各選手が使用する、注目度アップの曲ばかりを収録。見逃せない一枚だ。