制作・出演 : フォーレ
歌曲のチェロ編曲版で、“ソングズ・ウィズアウト・ワーズ・シリーズ”のフランス歌曲編。歌心あふれるマイスキーならではの繊細で豊かな表情を持って、フランス歌曲の魅力と本質を見事に描き出している。
制作・出演
アラステア・ロス / オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティク / キャサリン・ボット / サビーヌ・ヴァタン / サン=サーンス / ジェラール・コセ / ジョン・エリオット・ガーディナー / ジル・カシュマイユ / フォーレ / モンテヴェルディ合唱団フォーレのレクイエムをメインに、ロマン派以降のフランスの声楽曲を集めたアルバム。レクイエムではオリジナル版(第2版)を使用し、ピリオド楽器オーケストラで、一段と澄明感のある響きを作り出している。
2009年の1月に亡くなった田中千香士の追悼アルバム。14年ほどN響のコンサート・マスターを務めていた人で、晩年は指揮者としても活動していた。録音時31〜32歳、パリ仕込みのヴァイオリンで、メリハリが利いて切れ味が良い。中ではドビュッシーが素晴らしい。
最高の音で楽しむために!
近代フランスの作曲家、フォーレの比較的初期に書かれた作品を中心に収録。“エスプリ”を持つ典型的な作品で、表現は難しいが、ロジェの洗練されたピアニズムによって見事に表現されている。
マーラーは、藤沢市民会館におけるライヴ録音で、いまだに熱烈なファンが熱く語る記念碑的なもの。山田一雄ならではの壮大な演奏が、この巨大な交響曲にふさわしい。フォーレは伊藤京子、大賀典雄が出演した貴重な録音。
制作・出演
グラハム・オリリー / グループ・ヴォカール・ド・フランス / ジョン・オールディス / セシル・クロード / パスカル・ソージー / フォーレ / フランソワ=アンリ・ウバール / ブライアン・パーソンズ / ベアトリス・ゴーセ / ヴェロニク・アザンソナタはトルトゥリエ2度目の録音で、この曲の代表的な録音とされているもの。フォーレ晩年の簡潔で内省的な美しさに満ちた曲で、トルトゥリエとハイドシェックの絶妙なアンサンブルが、最高の演奏を聴かせている。
日本人の最も好きなレクイエムと言われているフォーレの「レクイエム」。ドラマティックな「怒りの日」をなくし、全編天国的な美しさに彩られている。イギリスの団体による素晴らしい演奏で聴くことができる。
ニューヨーク在住の大津純子が“古き良きパリ”をコンセプトに、90年に発表したデビュー・アルバム。どこかノスタルジックな音色はフランス音楽にぴったりだ。優美で上品なひとときを演出してくれる。
サン・パロール=言葉のない歌、のタイトルどおり、ヴォカリーズ作品を集めた企画性豊かな一枚(「パストラーレ」のみ歌詞あり)。20世紀前半に書かれたものが多いが、ほのかな抒情と官能性をまとう曲が多いのは、生身の声の可能性を引き出したゆえか。小泉の伸びやかな歌唱も聴きもの。
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。心を洗われるような美しい音の結晶が堪能できる。
深々とした低音から美しい高音まで、多彩な表情を作り出すシュトゥッツマンの声が、フォーレの洗練された歌曲の世界からドラマを引き出している。20代後半の録音とは思えない成熟した味わいを持っている。