制作・出演 : バルトーク
バルトークバルトーク
録音を売り物にしたアルバムと近現代音楽は縁が深い。このCDもそんな“音を聴く”関心の上に作られているが、単に鮮やかな音がするというだけではなく、音が生々しく聴こえたり奏者の息が感じられたりする事が作品をより面白くしている。演奏も秀逸。
バルトーク:弦楽四重奏曲全集バルトーク:弦楽四重奏曲全集
ステレオ期以降2度目、モノも含めると彼ら3度目の全曲盤。ただしメンバーはそれぞれかなり異なる。63年の2度目のものが名演の呼び声高いが、これも、4番などでは緊張感やアンサンブルの密度がやや後退したとはいえ、6番は実に感動的。やはり名盤だ。