2008年発売
人形と会話ができる不思議なチカラを持つコルネットは、相棒の人形のクルルといつも一緒。彼女はある日、素敵な王子様と森で出会って一目惚れ。ところが、相手は正真正銘のマール王国の王子様だった…!?DS版『マール王国の人形姫』を完全ノベライズ。前向き全開の元気娘・コルネットの活躍をご堪能あれ。
巫女見習いとなった香久耶。帝・天翔のもとで巫女姫目指して頑張る彼女だけど、宮城から神器の大剣が伝説の盗賊・不人に盗まれてしまう。彼に連れ去られた香久耶が目を覚ますと、そこは都一の妓楼で!?
GNドライヴを入手した国連軍は、ガンダムに匹敵するMS部隊を編成し、ソレスタルビーイングの殲滅に乗りだした。追い詰められた刹那たちは、必死の反撃を試みるが──。激動の1stシーズン、クライマックス!!
ちはやとちなつは仲良し双子姉妹。ある日、イタリア貴族に嫁いだ叔母から、義理の息子アンジェロが妹に会いたがっていると連絡が。お見合いだ!と思ったちはやは妹の代わりにイタリアへ。そこで次男レンツオが…!?
ふとしたきっかけでダドリーたちが出会った女性新聞記者ヘレン。彼女は、世間を騒がせていた「悪魔の聖書」発見の報を、記事にした人物だった。その聖書をめぐり次々に起こる怪事件は、悪魔の所業なのか!?一方ヘレンの登場でアルダとダドリーの関係にも微妙な変化が。19世紀ロンドンで繰り広げられる、ミステリアスストーリー第2弾。第2回ノベルジャパン大賞佳作受賞。
「宙良を取り戻す!」その決意を持って、主神オーディンの住まうヴァルハラへと向かったアキラたち。しかし、待ち受ける神々はあまりにも強大で、さらに予想外の事態も続発しまくってー異世界で“女神さま”になっちゃった女子高生、アキラと桜羅子の旅路も佳境に。果たして彼女たちは、仲間と一緒に元の世界に帰れるのか。
ウサギ男によって突然連れ込まれた「ハートの国」。アリス=リデルは、薄暗い時計塔で寝起きしていた。「我々の持つ時計は、おまえの世界の時計とは違う」その言葉の意味を徐々に理解し始めたアリスは、壊れた時計の修理に勤しむユリウスに、特別な気持ちを抱き始める。でも、どうせこの世界は夢。夢から醒めても夢の中。夢と現実のはざまで、アリスの選択は!?Quin Roseの大人気ゲーム、オリジナル小説。
九七九年神無月、晩秋の風が吹きわたる雅な季節だというのに、諾子はまたまた頭を抱えていた。本当は猫又という立派な妖である飼い猫の綾経由で、子どもの幽霊から頼み事をされたのだ。曰く『お母さんに会いたい』。毎夜枕元でしくしく泣く子どもの哀れさにほだされ、諾子はこっそり家を抜け出し、母親を探しにいくことに。が、それが則光や藤原家の御曹司にばれたものだからもう大変!平安らぶこめ、予想外のクライマックス。
[仮装舞踏会(バル・マスケ)]の盟主・“蛇”との戦いに敗れ、シャナは『星黎殿』に幽閉された。 炎髪も灼眼も、今は紅蓮の煌きを失い、大太刀『贄殿遮那』は取り上げられた。自在の黒衣『夜笠』を身に纏うこともできない。なにより、魔神“天壌の劫火”アラストールの意思を表出させる神器“コキュートス”すら奪われている。 ベルペオルの宝具『タルタロス』によってその異能を封じられたシャナには、抗(あらが)うすべは残されていなかった。 ──命を狙う存在がすぐそこまで迫っていたとしても。 星空を背に、その“紅世の王”は現れた。不意をつかれたシャナの見据える前で、“紅世の王”は抹殺の意思を呟く。 「おまえは──要らない」と。
ジーンズ切り裂き魔を追う神裂、ヘンテコ魔草売り少女と出会う上条刀夜(かみじょうとうや)、微妙な強さの超能力者(レベル5)・ナンバーセブン、殺人を決意した少女の前に立ちはだかる『御坂(みさか)』と名乗る男性、サボり美容師にキレる白井、『魔神』になれなかった優しい男、半蔵に恋する少女・郭(くるわ)ちゃん、初春に挑戦するハッカー少年、長身美女から慕われる砂皿緻密(すなざらちみつ)、血液型占いに夢中なミサカシスターズ、何かに目覚めたシェリー、絹旗と映画デート(!?)の浜面……もう一度見たかったあのキャラたち&新キャラが大活躍!
水田マシロ。十三歳。中二。超名門校の女子寮にて『お手伝いさん』ライフ続行中。寮生のお嬢様たちが、本当は○○○だという秘密を偶然知ってしまったマシロだったが、最近は彼らといるのが楽しくなってきてたりもする。 そんなある日の休日。寮母アサミ子の策略により、マシロは赤ずきんコスプレで、寮生の一人陽向とともにおつかいに出かけることになる。その先にマシロたちを待ち受けていたのは、オオカミさん……じゃなくて、ゆ、幽霊屋敷!? しかもどうやらそこは陽向に縁がある場所のようで……? シリーズ第3弾は、ふわふわ美少女・陽向の秘密に迫ります。『しにがみのバラッド。』コンビが贈る、庶民派学生マシロの“みずたま”な日々!
ぱんつはいてない司書少女と共に、禁書『竹取物語』を封じて数ヶ月経ったが、文人の心臓を紙に変えた≪奴≫は姿を消したままだった。 そんなある日、奇妙な事件が起こった。女の子が夜中、暴漢に襲われたのだが、お腹に「落書き」をされただけ、というもの。 その犯行現場までやってきたフィフと文人だが、二人が見たものは、天然Hボディを持つ謎の消防士姉妹。この娘たちはいったい何者!? 時間を引き延ばす能力をもった少年・文人と、ぱんつがはけない(はかない?)少女・フィフの、ちょっとHな≪禁書≫回収物語、ご一読あれっ! ……バトルもあるよ?
行方不明のマリーナを無事に捜し出し、うれしい再会にも立ち合えたわたしたち。みんなの喜ぶ顔を見ながら、少しのんびりしようかな…なんて思っていた矢先、突然トラップが、「実は、こんな手紙が来てさ」と、ピンク色の封筒を持ち出してきた。あれは、アンドラスからこっそり手渡されてた手紙だな。最近、何かと手紙がきっかけで事件に巻きこまれているものだから、なーんか嫌な予感がするんだよね…。とにかくこれが、謎解きいっぱいのクエストへの招待状だったわけで!?大冒険の第15巻、開幕ですっ。
血塗れの鉄パイプを持った少女が、眠たげな瞳を揺らめかせーーただ、語る。 「島、今日も銃声が響いてる。いつもどおり。人、死ぬ。いつもどおり。犬と犬、戌井と狗木さん、殺し合う。いつもどおり。東区画のボス、変態。いつもどおり。昼寝仲間の殺人鬼、東区画の猫と刀使い、麗鳳兄さん、探偵の可愛くない弟、みんな、恋に不器用。いつもどおり。島、酷く混乱してる。……いつもどおり。 結局、いつもどおり。島、今日もいつもどおり。ただそれだけ。だから私、いつもどおり、可愛い子、たくさん抱きしめる。ギュウ。暖かい。ぽかぽか。……眠い。寝るぅ。むにゅ……Zzz……」 渾身の越佐大橋シリーズ短編集、登場!
初陣で勝利を飾り帝都へ凱旋したオルバ。都では皇帝の専横が目立ちはじめていた。反皇帝派の不穏な噂を耳にしたオルバは、真相を探るため建国祭の大剣闘大会に出場することになる。ガーベラからの使者ノウェ、ビリーナに敵意を燃やす皇太子の義妹イネーリ、オルバを操ろうとするフェドムなど、帝都は様々な思惑の坩堝と化す。 そんな中、オルバは皇太子と剣闘士、二つの役割の間で揺れ動く。一方、ビリーナはオルバへの複雑な想いと、異国の姫という立場の間で思い悩む。はたして二人の関係と帝都を舞台にした政争の行方は──!?
一年間だけ、死んだ兄のふりをしてほしいー。そう乞われ、久瀬イザヤが降り立った御陵市は、七つの大罪を具現する「獣」と戦うための都市であった。地脈の特異点より現れ、人を喰らい、街を蹂躙する「獣」。それに対抗しえるのは、神の奇蹟を模倣するという断罪衣と、少女の姿をした第九祭器・ノウェムだけ。「この街は、あなたを愛するでしょう」そう告げたノウェムとともに、イザヤは兄のニセモノとして、この都市で「獣」と戦うことになるが…。三田誠が放つ、罪と罰の織りなすアイロニック・アクション、開幕。
X巻にて、ついに完結を迎えた人気シリーズ『ダブルブリッド』の待望の短編集が登場。今まで「電撃文庫MAGAZINE」などに掲載された短編『ビハインド』シリーズ4作品を一部加筆で再収録。そしてそのうちの1編である「こどもらしくないこどものはなし」に関わるサブエピソード2作と、怒涛の結末を迎えたX巻の「その後」の物語を描いた中編1作の計3作を特別書き下ろし。 「だから、死ぬまで生きていこう。死にたい死にたいって思いながら、生きていこう」 これは痛みを抱えて生きていくものたちの物語──。