【POD】召還社畜と魔法の豪邸
〈あらすじ〉
魔法仕掛けの古い豪邸に残された6歳の少女「ノア」
そこに次々と召喚されてくる5人の男女。もとの世界で社畜だった彼らはノアの手助けを始めます。
そんな彼らに立ちはだかる大問題が、収穫祭までにゴーレムを作れという領主の命令。
作り方は簡単に判明するも問題だらけ。
材料は希少な代物で手元にない。
人手も100人以上足りない。
そのうえ期限の収穫祭まであと20日。
不安いっぱいのノアに、「リーダ」と名乗る5人の代表は言います。
「大丈夫さ、手ならいくらでもある。いくらでもあるんだ」
これは、魔法の世界に召喚された社畜が無理難題をこなしつつ、少女ノアと面白おかしく過ごすお話です。
〈著者からの一言〉
はじめまして紫 十的と申します。
「召還社畜と魔法の豪邸」は、お気楽だけれど真面目なファンタジー小説です。わりと過酷な世界を、のんびりほのぼのと活躍する主人公達を楽しんでもらえれば幸いです。特典SSは、現地の人からみた主人公達の凄さを書いた2篇で、裏話的なものとなっています。
関連ラノベ
〈あらすじ〉 奴隷商人ザーマとのいざこざを奇麗に片付けたリーダ達。 そして迎え入れた新しい仲間。ピッキー、トッキー、チッキーという名の獣人3兄妹。元気な彼らとともに、豪邸での生活は充実していきます。 市場で楽しく買い物したり、新しい魔法をつくったりと、六歳のノアには知らないことばかり。 中でも、生まれて初めての誕生日会にプレゼントでノアは大喜び。 でも、そんなリーダ達がノアと一緒にいられるのはあとわずか? 「手はいつだって、方法はいくつでもあるからね」 不安なノアにリーダの示した答えは……。 〈著者からの一言〉 とうとう発売となった第二巻です。 今回も2編のSSを収録しています。1つは第6章のいきさつをギリアの人々から見たお話である「温泉をめぐる話」、そしてももう一つはギリアの貴族がリーダについて語る「闇色」。 特に「温泉をめぐる話」は、「温泉と小部屋」という名で世界中の吟遊詩人に歌われ、劇場では有名な演目となるお話です。その点も気にしながら楽しんでもらえれば幸いです。 2022/06/24 発売