六道先生の原稿は順調に遅れています 三(3)
文芸編集の詠見は、作家で妖怪の六道先生を担当中。相変わらず新作立ち上げに難儀していたところ、六道の書いた昭和回顧の随筆が評判に。そこで詠見は、六道の過去を巡ることで新作の着想を得られないかと思いたち?
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中堅出版社の文芸編集・滝川詠見は、年単位で原稿が上がらないベテラン作家・六道先生の担当をすることに。さっそく六道のもとへ挨拶(と催促)に向かうのだが、そこで彼が怪奇を喰らって創作をする妖怪だと知り!? 2017/07/15 発売