小説むすび | 2026年1月28日発売

2026年1月28日発売

被告人、AI被告人、AI

出版社

小学館

発売日

2026年1月28日 発売

AI介護ロボットが、人に殺意を抱く日 都内で一人暮らしをしていた浅沼啓造が突然死した。心臓にペースメーカーを埋め込んでいた啓造の死因は虚血性心疾患と判断された。だが警視庁捜査一課の犬養は、介護のために導入され、リタと名付けられたロボットN365に注目する。果たして、リタに内蔵された害獣駆除用の超音波と電磁波が、啓造の死亡時間直前に発振されたことが明らかになった。これによりペースメーカーが停止、啓造を死に至らしめた可能性が浮上する。捜査本部は、事件はN365の異常行動によるものとし、製造元〈マッカーシー・エクスペリメント〉社を業務上過失致死傷で立件しようとした。だが上層部が打ち出したのは、リタ本体を殺人容疑で起訴するという前代未聞の方針だった。 この裁判を担当することになった東京地裁の判事補・高遠寺円は、事前に被告人との面談に臨む。最新AIを搭載したリタとの会話に妙な人間臭さを感じ、おののく円。AIは人格を持つのか、ならば人間との違いはどこにあるのか。これは〈ヒトであること〉を再定義する裁判になるーー。 AIがヒトに〈殺意〉を抱く可能性はあるのか。AIとの共存共生が現実になるなかで、われわれの未来を問うリーガル・ミステリ。 【編集担当からのおすすめ情報】 「裁判所にAI裁判官が導入されたら」というifをもとに描かれ、即映像化も決定した『有罪、とAIは告げた』続編は、「AIが被告人になったら」というリーガルミステリ。最新AIを搭載したロボットは、人に危害を与えうるのかーー対話型AIが、利用者の自殺願望を助長したとして提訴された事実もある今、それは決して絵空事ではないのかもしれません。 そんな裁判に挑む高遠寺円の前に立ちはだかるのは「ロボット三原則」。著者、中山七里さんは、「これはアシモフからの宿題である」と語ります。審理の行方にどうぞご注目ください。

無垢な家出娘と麗しき騎士無垢な家出娘と麗しき騎士

キスなんてしなければよかった。 5年間もあなたを想って苦しむなら。 18歳になる直前、ステラは独裁的な父親から倍も年上の男性と 結婚するよう強いられたのを機に家を出て、スイスへ逃れた。 山麓のシャレーでメイドとして働き始めたある夜、トラブルに 巻きこまれた彼女は、間一髪でギリシア富豪アトラスに救われる。 なんて素敵な人! まだ恋さえ知らないステラを金色の瞳で虜にし、 キスの味を教え、美麗な笑みを残してアトラスは去っていった。 5年後。パパラッチの襲撃に悩んでいたステラは、再びアトラスに 助けられて舞い上がるが、その直後、彼の言葉に思わず耳を疑った。 「愛など無力だ。だが僕らの結婚には……お互いメリットがある」 これはプロポーズ? 愛されてもいないのに花嫁になれというの? 白馬の王子のごとく現れたヒーローに二度救われ、運命を信じて、花嫁となったヒロイン。しかし虚しさは埋めようもなく、泣く泣く実家へ戻りますが、父親に暴行され怪我をしてしまい……。三度目の彼女の窮地を、ヒーローは救いに来てくれるのでしょうか?

一夜で結ばれた二重の絆一夜で結ばれた二重の絆

一緒に子供を育てる。 それだけのことがとてもむずかしくて。 タビサは具合が悪く、病院に向かおうとしていた。 家を出た彼女は、ギリシア富豪アリスティデスを見つけて驚いた。 純潔を捧げた私を金めあての女とののしった彼がなぜここに? 「君が大丈夫かどうか知りたい」と富豪は言った。 タビサは思わず口走った。「妊娠してからずっと気持ちが悪いのに?」 するとアリスティデスはタビサのおなかの子を自分の子だと察し、 彼女を優秀な産科医に診せた。ひどい悪阻は双子の妊娠が原因だった。 そして彼はタビサをギリシアへ連れていき、家族に引き合わせた。 彼女はまだ知らなかった。富豪が双子とタビサを手放さないために、 どんな手段を使っても彼女の指に指輪をはめるつもりでいることを。 ヒロインはおなかの子のためを考え、祖父母となるヒーローの両親に会いに行くことを承知します。だがそこには彼の元恋人だという美女がいて、「私こそ彼の人生最愛の女」と言われてしまい……。ミニシリーズ〈双子の花嫁の身代わり婚〉、待望の第2作です!

さらわれた純潔の花嫁さらわれた純潔の花嫁

まさか平凡な学生の私を、 白馬の王子が迎えに来るなんて……。 4歳のときに養父母に預けられ、純真無垢に育ったブライアは、 ある日、街ででくわしたハンサムな男性に一瞬で心を奪われた。 近づいてきた彼に話しかけられ、驚いて車道に飛びだしてしまい、 ブライアは車にはねられて、そのまま気を失ってしまう。 キスをされて彼女が目覚めると、そこは病院のベッドだった。 傍らに先ほどの彼がいて、サンタミラグロ国の皇太子フェリペだと 名乗り、驚きの真実を語りだした。ブライアの実父は隣国の王で、 彼女は王女だというのだ。「きみは生まれたときから僕の許婚になると 決まっていた」フェリペは呆然とするブライアを胸にかき抱き、 蠱惑的な笑みを浮かべて、抗う彼女を強引に祖国へと連れ去った。 『闇の王子と清らな愛人』に続く、王家を舞台に繰り広げられる濃密でドラマティックなロマンスをお楽しみください。今作のテーマは人気の“シンデレラの出自”。4歳で生き別れた両親と20年ぶりに対面を果たす王女ヒロインに思わず涙を誘われます。

伯爵の秘密伯爵の秘密

奥手な彼女が恋したのは、 顔も知らない謎めいた文通相手。 植物研究所で働くエマは、胸を躍らせイギリスに降り立った。 名門貴族ブライス・パリサー伯爵が所有する庭園で、 研究に必要な薬草を採取することになっていた。 だがじつは、もうひとつ密かに楽しみにしていることがあった。 この2年ほど文通を続けている写真家の男性と初めて会うのだ。 彼は伯爵の庭園を紹介してくれた恩人。どんな人なのかしら? 現れた緑の瞳の洗練された紳士にエマは陶然となり、別れ際には まるで引き寄せられるようにキスを交わしてしまう。 エマは夢にも思わなかった──まさかブライス・パリサー伯爵が、 彼女の文通相手に成りすましているなどとは。 ニューヨークタイムズ紙のベストセラーリストにも入った実力派作家エリザベス・ハービソンの、クラシカルな王道ロマンス! 閉鎖的な貴族社会に辟易していたヒーローは身分を偽り、ヒロインと束の間の関係を楽しむつもりでしたが、本物の恋に落ちて……。

予期せぬロイヤル・ベビー予期せぬロイヤル・ベビー

王子が要求した愛なき結婚は、 提案ではなく、通告だったーー! おなかの子について親子鑑定を要求され、看護師シェイは傷ついた。 数カ月前に出張先のハワイでイタリア人外科医ダンテと結ばれて以来、 ほかの誰とも特別な関係になったことなんてないのに。 今、シェイはダンテの下で3カ月だけ働くためにイタリアへやってきて、 再会してすぐに、彼の子を宿していることを告げたのだーー 彼には知る権利があると思ったから。なのに、誰の子か疑うなんて……。 あなたに何かを要求する気はないと言うシェイに、ダンテが告げた。 「要求するのはこちらだ。もし僕が父親なら、僕たちは結婚する」 驚くシェイに向かって、彼はさらなる驚愕の事実を口にした! 「僕は王子なんだ。君のおなかの子はロイヤル・ベビーかもしれない」 イタリア旧王族であるダンテは35歳になる前に結婚して跡継ぎを作る必要がありました。子供に自分の姓を与えること、結婚は1年後に解消するが親権は保持することを条件として、シェイに愛なき求婚をします。そんな彼を愛さないと誓うシェイでしたが……。

運命のエトランゼ運命のエトランゼ

働き者のイギリス娘につらく当たる、 傲慢な名士の真意は……? 双子の妹が家出して以来、独りで祖母を手伝ってきたジョアンナ。 21歳になった今、祖母が農場を手放したのを機に、 妹に呼び寄せられてイギリスの田舎町からシドニーへ飛んだ。 ところが行ってみると、勝手気ままな妹は異国へ旅立っていた。 後を追う旅費も住む家もなく途方に暮れたジョアンナは、 名門コレイン家の屋敷での住み込み家政婦の求人に応募した。 けれど長身でたくましく無骨な家長アダムはジョアンナの採用を渋り、 色白で華奢な彼女を見くびって家政婦の仕事は無理だと決めつけた。 負けじとジョアンナはなんとか2週間の試用期間を勝ち取ったが、 アダムは彼女を追い出したくてたまらないかのように意地悪で……。 まるで詩のように美麗な文章を紡いでロマンスファンを魅了した、不世出の作家ヴァイオレット・ウィンズピア。本作は、荒々しくも魅力的な傲慢ヒーローと、一見、妹に比べて内気で冴えない“日陰の姉”ながら芯が強く情熱的なヒロインの美しい恋物語です。

ガラスの靴ガラスの靴

靴を片方なくした秘書。 それを拾ってくれるのは……。 「君は母を見失ったのか! 長旅を終えたばかりの老婦人を!」 怒り狂う社長リードを前に、ダーシィは言葉もなく身をすくませた。 敏腕実業家の彼に秘書として雇われて7カ月、 ダーシィは今日、ロンドンを訪れた彼の母親を迎えに行った。 空港で会えたまではよかったが、オフィスに戻ってくる途中、 ちょっと目を離したすきに、老婦人は忽然と消えてしまったのだ。 絶望的だわ……彼の信頼を失ってしまったんだもの。 これまで密かに抱いていた彼への想いも、もう叶わない。 ダーシィは悲しみをこらえて、くびを言い渡される瞬間を待ったーー まさか、恋人のふりをしてリードの実家へ行くことになるとも思わず。 英国女王も認めた大作家の名作を厳選してお届けする《キャロル・モーティマー・コレクション》。本作は、少しおっちょこちょいな秘書ヒロインと、鷹のように威圧感たっぷりだけれど魅力的なボスヒーローの物語。『赤毛のアン』がお好きな方におすすめです!

シンデレラと不機嫌な公爵シンデレラと不機嫌な公爵

花嫁の労働で荒れた手を見て、 傲慢公爵の心が変わり……。 本来レディの身分でありながら下働きをして一家を支えるミランダ。 ある日、哀れな娘の身を案じた親たちの使いで、 ミランダはさる公爵家の豪壮な屋敷へやってきた。 じつのところ、親たちは一家の“過去”をひた隠しにしたまま、 娘にはまともな結婚をさせてやりたいとミランダを送り出したのだった。 屋敷に着くと、悪名高き放蕩公爵マーカスとその弟に迎えられる。 漆黒の髪に嵐のような灰色の瞳のマーカスは気難しく不機嫌な様子だ。 こんなみすぼらしい身なりの娘なんて今にも放り出したいでしょうね……。 覚悟したミランダだったが、彼が弟に唆されて発した言葉に驚愕する! 「レディ・ミランダ、私と結婚してくれないか?」 男性だけの屋敷でミランダが夜を明かせば醜聞は免れないと、義務感から求婚したマーカス。結婚後も相変わらず思いやりのない態度をとり、新妻ミランダを絶望と疲労のあまり気絶させてしまいます。介抱した彼は、彼女の労働で荒れた働き者の手に気づいて……。

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