2025年9月20日発売
「私は実在する人間です」 人間離れした美少女で、“AI疑惑”のアイドルが、実は2児のシングルマザーだと公表した。 嘘のような現実と、現実のような虚構に溢れるこの世界で、本当の彼女はどんな姿をしているのだろう。 ある一人の少女に秘められた激情、そしてあまりにも運命的な、これは、愛(あい)の物語ーー。 藤咲凪、初の自伝的小説。 初回限定<<オリジナルイラストトレカ特典>>を封入!
「全ての寄り道は「もふ」に通ず!──by リリアンヌ・モフスキー」 もふもふこそ正義な幼女がお友達を増やして旅するほのぼのファンタジー第二弾! 書き下ろし番外編巻末収録! コミカライズ企画進行中!
周五郎の“岡場所もの”は、小島政二郎から「これほどの作品は、一人の作者が一生に何編も書けるものではない、荷風の“娼婦もの”を抜く」と激賞されたが、にもかかわらずそれらをまとめて収載した短篇集はこれまでなく、味わうにも種々の本を開くしかなかった。本書は、いわば“岡場所もの”の決定版ともいえるものになっている(「解説より」)。 契りきぬ 雪と泥 夜の辛夷 ほたる放生 なんの花か薫る しづやしづ 将監さまの細みちつゆのひぬま 【解説】しんじつ、まことを信じたい心(新船海三郎)
大阪に近い兵庫県の有る市役所に勤める大林篤彦は、土木の関係の仕事をしている。毎日仕事が終わると駅前の居酒屋へ。酒は浴びる程飲む男だが、この町で駅前再開発、駅北区画整理、幹線道路構想と大きな事業を大野市長が発表して、篤彦にその中枢の役職が廻ってきた。それは、酒を飲むしか能の無い男を利用して、市長の追い落としを画策した一派の作戦だった。 賄賂と陰謀の渦巻く中に放り込まれた篤彦。事業の利権を求めて、加納建設、高松興業、そして大手の三俣建設が入り乱れて事業獲得合戦を繰り広げる。 加納建設の社長の愛人である美貌の加山亜佐美は、スナックを与えられてこの争奪戦に参戦する。 それぞれの過去と現在が交錯して、物語は進んで行く。地元の資産家富田喜一と大野市長の思惑。酒を飲む事しか脳の無かった篤彦に危険が迫る。 緊迫の展開、二転三転の物語をお楽しみ下さい。
父の青春に迷い込んだ夏ーー 少年たちの冒険が始まる。 札幌の空手道場に通う龍介たち少年少女。 ある夏の夜、肝試しと称して藻岩山にある「平和塔」を目指した。 白い霧に包まれ、気を失った彼らが目を覚ますと... そこには見慣れたマンションもビルもなく、 広がっていたのは「昭和の街並み」だった。 ーー大通に堂々とそびえるテレビ塔 ーー道路を走るスバル360 ーー駄菓子屋に並ぶ瓶入りのフルーツ牛乳 彼らが迷い込んだのは、父親が中学生だったあの時代。 タイムスリップした少年少女は、 戸惑いながらも家族や友人の「過去」と出会い、 時代を超えた絆を確かめていく。 ーー友情 ーー家族の愛 ーー大人になることの意味 金星の見える夜、平和塔で始まった冒険は、 少年たちの心に大きな成長を刻んでいく。 本作は、青春と昭和をつなぐタイムスリップ小説。 札幌の街並みや藻岩山の風景を丁寧に描きながら、 空手道場での汗や友情、家族の葛藤を鮮やかに織り込み、 世代を超えた普遍的なテーマを浮かび上がらせる。 昭和を知る世代には懐かしさを。 令和の若い世代には新鮮な驚きを。 「父と子の絆」「家族愛」「友情」「成長」 読み進めるうちに、誰もが自分自身の少年時代と重ねてしまうはず。 青春とノスタルジーが交錯する、札幌発のタイムスリップ物語。 あなたもまた、昭和の街角で父の声を聞くことになる。