2025年12月17日発売
1913年、硝子職人の岩田は、身に覚えのない強盗殺人の罪で突然逮捕された。待っていたのは21年以上に亘る獄中生活。出所後も殺人犯の汚名がつきまとうが、岩田は最後まで希望を捨てなかったーー。 警察の拷問、不正な裁判。国家によって人生を破壊された男が、たった一人で反旗を翻す。日本司法史上、前代未聞の再審無罪を勝ち取った不屈の魂、その闘いのすべて。
日本最大(?)の犯罪都市・烏賊川市では、今日もあちこちで事件が発生。密室、アリバイ、人間消失ーーその裏にあるのは緻密なトリック? それとも、うっかり勘違いと奇跡的な偶然? 犯人も被害者も探偵も、どこか抜けていて大事なところでツメが甘いーーしかしなぜだか憎めない。真相はコロコロと転がり、あっと驚く場所へ着地する! ユーモア本格ミステリ、ここに極まれり!
亡き母との思い出のぬいぐるみ。 その正体は、30センチの殺人鬼!? 人形ホラー×本格ミステリ あなたはこのフーダニットを見破れるか? タケシは、内気な小学5年生。2年前にママを亡くしてから、いつまでも立ち直れずにいる。そんな時に河原でそれに出会う。編集者だったママが担当した児童書『どろぼうルーカス』のぬいぐるみだ。ルーカスを持ち帰ってから、タケシの周りでおかしな出来事が連続する。パパに捨てられたのに、なぜか翌朝にはぬいぐるみが机の上にいた。翌日には迷惑行為を繰り返す隣人が二階から転落し、被害者は現場に「ルーカスがいた」と主張。さらには、タケシの嫌いな教師が喉を切られて殺される。一連の事件はルーカスの仕業なのか? タケシは複雑な思いを抱えながら、同級生の森とその正体を追うがーー。 ーー大事なことは、ぜんぶ『どろぼうルーカス』が教えてくれた。 全ての真相が明らかになった時、少年は一歩大人に近づく。
第46回小説推理新人賞受賞作。俺が稲荷神となって、はや三百年。「誉人」として選ばれた人間の願いを叶えるため、日々神社で人々の願いに耳を傾けている。俺は人智を超えた神の力を使えるが、人間の心の機微がさっぱりわからない。今回やってきた誉人の女は、病におかされ余命わずかにもかかわらず、「どうか私が殺されますように」と願った。遠からず命が失われるのに、一体何のために、誰に殺されたいのかーー? 落ちこぼれの神様の少年が解き明かす、人間の不思議と宿命。読後、温かな幸福感に包まれる神様ミステリー!
小学六年生の春。母が突然失踪し、ひとり残された櫻井蒼は、東京から青森に住む祖母のもとへ引っ越すことに。祖母は、ド派手な衣装に身を包み、地元では「拝み屋」と呼ばれ、一目置かれる存在だ。だが、その正体は鋭い観察眼と冴えわたる推理で人々の悩みを解き明かす、町の名探偵だった。 見知らぬ土地での暮らしに戸惑いながらも、蒼は祖母とともに数々の事件に挑むことに。消えた三味線の謎、ねぶた祭の夜に起きた誘拐事件ーー。不可解な謎と向き合うなかで蒼はやがて、家族の意味を問い直していく。心あたたまる連作ミステリ。
すべては過去になる。好きだった想いも、伝えられなかった現実も、すべては褪せて色さえも思い出せなくなる。 でも、このピアスだけは、ずっとそこにある。彼が開けてくれた穴は、一生残り続ける。刹那、耳元でパチンと世界が弾けた。(本文抜粋) SNSフォロワー35万人超。若者から絶大な支持を集める著者、待望の最新作。失恋が映す本当の自分。全5編には恋の記憶を象徴するアイテムが登場。ピアス、パーカー…すべてに切なさが宿る。トラウマさえ、君を想ったから輝いた。全力で恋をした過去に、今日も生かされているあなたへ。
2096年の日本。 人の誕生は、反逆だった 進化が切り捨てたのは、愛なのか? テクノロジーと倫理の境界線で、正しさが試される6つの短編 VR技術とデジタル地域通貨を使って日本から分離独立する「踊ってばかりの国」 肉体を捨て情報構造体となった人類。量子サーバの中で出会った二人が紡ぐ「一〇〇〇〇億の物語」 記憶と神経パターンを解析し、青年が迷い込んだのは「時間の中のホテル」 他3編を収録
かつての仲間、“現代最強”との出会いーー 「貴様と別れた後に私は気づけばこの世界に転生していたのだ」 「【人修羅具現(ひとしゅらぐげん)--禍津神(まがつかみ)】」 そして新たな試練。 「--さぁ愛し合おう、英雄よ」 主人公最強×神話モチーフ×激重感情ヒロイン WEB版より大幅改稿の上お届け!
扉の先は、異世界でした。 魔法道具やスキルでちょっぴりチート? 魔法で強化したキャンピングカーで楽々移動♪ 魔女見習いリリの、まったり異世界移住ライフ、はじめます。
オーベルジュがついに完成!! しかし、王太子の来訪にお茶会の準備と、次なる難題が山積みで……!? 幼い女伯爵(前世はアラサー)の領地発展ファンタジー、堂々完結!
変わってしまった世界で、運命を背負う少女たちを救え! 召喚された青年、春原徹によって異世界の人類種族は救われた。 そして彼が帰還した現実世界……そこは全てが豹変していた。 決定的な違いは、街角迷宮《ストリート・ラビリンス》。突如として現れるようになった歪曲空間である。 迷宮内は怪物が跋扈し、人を襲う。対抗できるのは、一握りの人間だけだった。 そんな怪物と戦う力ーーセイクリッドサインを持つ少女、来島葵は窮地を徹に救われる。 「一体……どうやって……」 セイクリッドサインを持たないはずの徹が怪物を薙ぎ倒す。その姿は、まさに異世界から凱旋した勇者だった。 異世界帰りの青年と、戦う運命を背負わされた少女。二人の出会いをきっかけに世界は一変する。
本能寺から、異世界へ! 因縁深い二人が織りなす、はちゃめちゃ世直し開幕! 時は戦国、二人の武将が本能寺で相まみえていた。 織田信長と明智光秀である。 二人が最期を迎えようというその瞬間、天が割れる。 気が付くと互いの前には少女が倒れていた。 一方は南蛮装束の金髪幼女。もう一方はクールな表情の黒髪シスター。 同時に目を覚ました二人は、絶句する。 「まさか貴方は、織田信長公?」 「余が童に? いったいどういうことじゃーっ?」 因縁の相手とともに異世界転移してしまったことに。 そして、二人とも少女になっていることにーー。 信長と光秀、因縁の二人が織りなす異世界ファンタジー、開幕!
火起こし=最上級魔法のインフェルノ!? エグゼール伯爵家の三男ライルは、生まれながらに膨大な魔力量を持つ神童と呼ばれていた。十五歳の才能を判定する儀式で期待されたのは赤魔法や青魔法の攻撃魔法だったが、映し出されたのは家事・畑仕事・買い物・旅行など、生活にまつわる光景ばかり。結果は「生活魔法」。 家族の期待を裏切った彼は、無能と断じられ追放されてしまう。 しかしライルは落胆しない。むしろ幼い頃から憧れていた「サポート要員」として冒険者を目指すことを決意する。無力なはずの生活魔法だが〈小物収納〉は無限の荷物を保管し、〈修繕魔法〉は滅びた都市を蘇らせ、〈痛み止め〉は重傷すらも一瞬で治してしまう。 さらには本来なら料理に使うレベルの〈火起こし〉が、ダンジョンボスをも焼き尽くす凶悪な炎を生み出し……。 「あなたどう考えても火力役でしょ」 「サポート役だってば」 これは自称・サポート役が、万能の生活魔法で無自覚に無双する物語。 『無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが』 『生まれた直後に捨てられたけど、前世が大賢者だったので余裕で生きてます』 著者の最新作!