2015年3月19日発売
二日酔いで目覚めた朝、ベッドの横の床に何かがあった。…見覚えのない女の、死体。おれが殺すわけがない。知らない女だ。では誰が殺したのか?密室のマンションで、女とおれは二人きりだった…。雑誌『ダ・ウィンチ』から生まれた新しい小説の楽しみかた…小説×写真の世界。
15歳の少女にわいせつな行為をさせたとして21歳の元家庭教師が逮捕された。被疑者の大学生は何かを諦めたように本心を話さない。頭を抱える新米弁護士の前に現れた黒野葉月ーー被害者の高校生は、やがて途轍もない行動を起こす。予測不能の事件の行方。法の奥深くへ分け入り、新米弁護士木村と先輩高塚のコンビが知る、四つの秘密。実力派新人が放つ、鮮烈な読後感の表題作を含む連作リーガル・ミステリ! ただ、覚えておけばいいよ。 絶対に欲しいものが決まってる人間が、 どれだけ強くて、怖いものかを。 15歳の少女にわいせつな行為をさせたとして21歳の元家庭教師が逮捕された。被疑者の大学生は何かを諦めたように本心を話さない。頭を抱える新米弁護士の前に現れた黒野葉月ーー被害者の高校生は、やがて途轍もない行動を起こす。 法の奥深くへ分け入り、新米弁護士木村と先輩高塚のコンビが知る、四つの秘密。予測不能の事件の行方。 加害者も、被害者もーー相談者たちは、一様に何かを隠している。 実力派新人が放つ、鮮烈な読後感の表題作を含む連作リーガル・ミステリ! 目次 黒野葉月は鳥籠で眠らない 石田克志は暁に怯えない 三橋春人は花束を捨てない 小田切惣太は永遠を誓わない
目を覚ますと見覚えのない土地の草叢で、蔓で縛られ、身動きが取れなくなっていた。仰向けの胸には灰色の猫が座っていて、「ちょっと話を聞いてほしいんだけど」と声を出すものだから、驚きが頭を突き抜けた。「僕の住む国では、ばたばたといろんなことが起きた。戦争が終わったんだ」猫は摩訶不思議な物語を語り始めるーこれは猫と戦争、そして世界の秘密についてのおはなし。