2006年4月発売
春秋から三国時代を経て隋唐、南宋。中原に覇を競った人びとを活写し、今なお多くの読者を魅了する『小説十八史略』。のちの始皇帝、秦王暗殺を命じられた荊軻。金の都で蒙古から史書を守る宿命を負った宋人王勉をはじめ、孟嘗君、楊貴妃など「十八史略」の時代に生きた人物に光をあてる歴史小説コレクション。
夏期講習を抜け出した14歳の真名子は、広い庭のある古びた家が気になって、入り込んでしまう。そこでは青年がひとり静かな時間を過ごしていた。彼と話していくうちに、真名子の悩みが少しずつ明らかになる。友情、家族、進路、誰もが共感する、思春期の苦悩を瑞々して筆致で描いた講談社児童文学新人賞受賞作。
名前、肉体、そして魂。 すべてを葬り去りたい。 「私の中の何かが死んだ」出所を心待ちにしていた男が四年前に獄中自殺していた。何も知らされなかった村野ミロは探偵を辞め、事実を秘匿していた義父を殺しにいく。隣人のホモセクシャルの親友。義父の盲目の内妻。幼い頃から知っている老ヤクザ。周囲に災厄をまき散らすミロを誰もが命懸けで追い始めた。
「朴美愛(パクミエ)」偽造パスポートを手に入れたミロは海峡を越え韓国に渡る。偽ブランド品を手がける現地の男と即座に愛人契約を結ぶが、彼は自分の身代わりとなって撃たれ下半身の自由を失ってしまう。深い愛情で結びついた二人は復讐を決意した。覚醒剤、レイプ、殺人。善悪を超えて世界を圧倒する壮絶な魂の遍歴。(講談社文庫) 姦淫、強欲、そして殺人。 でも罰は絶対に受けない。 「朴美愛(パクミエ)」偽造パスポートを手に入れたミロは海峡を越え韓国に渡る。偽ブランド品を手がける現地の男と即座に愛人契約を結ぶが、彼は自分の身代わりとなって撃たれ下半身の自由を失ってしまう。深い愛情で結びついた二人は復讐を決意した。覚醒剤、レイプ、殺人。善悪を超えて世界を圧倒する壮絶な魂の遍歴。
アストリアスの手から奪還したフロリーだが、光団の中に潜んでいたゴーラの密偵によって再び、さらに今度はスーティとマリウスまで拉致されてしまう。追跡を開始したグインとリギアは、ボルボロス砦で、三人を連れた密偵の一味を発見、大立ち回りのすえ、彼らを閉じこめていた馬車もろとも仲間を取りもどし、轟然と走り去るのだった。その頃、中原の各国では、グインが行方をくらましたことによるさまざまな問題が…。
朝鮮の陰謀からこの国を守れ-柳生十兵衛をも凌駕する新陰流の遣い手にして、後水尾天皇の陰陽師・柳生友景と、朝鮮王率いる「征東行中書省」との凄惨極める妖術戦、そして朝鮮柳生との息を呑む剣戟が今、幕を開ける!隆慶一郎のスケールと山田風太郎の奔放さを併せ持った超新鋭が放つ、奇想天外/天衣無縫の最新作。
運命に翻弄され、愛の地獄でさまよう 女たちが見出すひとすじの光ーー 激しくも美しい、愛と再生の物語。 22年前に起こった不幸な出来事によって 父親を失った三姉妹。美しく成長した彼女たちは今、 それぞれの問題を抱えている。 彼女たちが愛の地獄でさまよい、もがき苦しみ、 心に傷を負う様を描きつつ、その運命を受け入れて 現実を強く生き抜こうと“再生”する姿を、 繊細かつ情熱的に描く。 監督ダニス・タノヴィッチ(『ノー・マンズ・ランド』)のロングメッセージつき
イヌイットの青年アガグックは堕落していく部族に我慢できず、白人毛皮商人を殺し、村を出る。今世紀初頭の先住民を描いたこの小説は、サスペンス、大自然との闘い、浸食される文化、生き残り、とカナダ文学の特徴的なテーマを既に満載している。
銀座に立つ瀟洒な老人ホーム「ヴィラ・エ・アロール」。経営者・来栖の理念のもと、ここには今までの”老人ホーム”の概念を打ち破る、自由で闊達な雰囲気が溢れていたーー。新たな生き方を示唆する衝撃作。