2004年6月22日発売
海と毒薬海と毒薬
腕は確かだが、不愛想で一風変わった中年の町医者、勝呂。彼には、大学病院の研究生時代、外国人捕虜の生体解剖実験に関わった、忌まわしい過去があった。病院内での権力闘争と戦争を口実に、生きたままの人間を解剖したのだ。この前代未聞の事件を起こした人々の苦悩を淡々と綴った本書は、あらためて人間の罪責意識を深く、鮮烈に問いかける衝撃の名作である。 解説のほか、本書の内容がすぐにわかる<あらすじ>つき。 ※カバーの絵柄は(株)かまわぬのてぬぐい柄を使用しています あらすじ 中村明 第一章 海と毒薬 第二章 裁かれる人々 第三章 夜のあけるまで 解説 平野謙
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