1997年12月15日発売
ミレニアム(2)ミレニアム(2)
サンフランシスコの公園の花壇から大量の灰と人間の耳が発見された。鑑識の結果、1200度以上の高熱で生きたまま人間を焼却したものと判明。フランクは、現場から検出された化学薬品を手がかりにクリーニング工場跡地を捜索する。そこで血の雨と、被害者に襲いかかるバケモノの映像が彼の目に浮かぶ。被害者が残した“ゲヘナ”の言葉の意味とは?事件の背後の凶悪カルト教団の目的とは。
母の四万十川(第2部)母の四万十川(第2部)
その時、村は耐えていた。高度成長の足音がちかづく裏で、そのひずみもうまれはじめた’60年代初め、それぞれの道を必死にさぐる女たち。名作『四万十川』シリーズの作者が女の半生と村の運命を描く大作、第二部。
ビッグY戦艦「大和」の戦後史(3)ビッグY戦艦「大和」の戦後史(3)
“ビッグY”に安らぎのときは訪れようとしなかった。1975年4月29日、南ベトナムの首都サイゴン沖-。長きにわたる泥沼の戦争はさらに深みを増し、多くの人々を苦しめていた。平和裡の解決を目指した和平協定は裏切りと謀略の末、アメリカが守り続けた南ベトナムをついに崩壊へと導いていく。ことここに至っては、アメリカにできることは一つしかなかった。「サイゴンが陥落する前に在南ベトナムの合衆国国民約1000名、南ベトナム政府の要人とその家族約6000名を救出、収容せよ」これが“ビッグY”こと「モンタナ」を含む第七艦隊が受けた最後の命令であった。今なお世界最大最強の45口径46センチ砲が上向き、発射準備をする。我らの「大和」が眠りにつく日は来るのか…。