日常生活の狭間にかいま見る妖しの世界ーー独自の感性と性癖、幻想が醸しだす類いなき宇宙を清冽な文体で描きだした、泉鏡花賞受賞の世評高き連作短篇集。(長部日出雄)
大学時代の同人誌仲間の温泉巡りをかねた同窓会。飯坂から天童へと旅がすすむにつれて、次々と仲間が殺されていく。卒業後五年の歳月は彼らに何をもたらしたのか。