出版社 : KADOKAWA
「リリィ様、車を買いませんか?」 「……車?」 商業ギルドのアリゼさんの勧めで、最新機能を搭載した魔道車ルミテグランドウィングを購入したリリィ。 見聞を広めるために訪れた港町カタスティでは魔法刺繍を習得し、 王都ではヴァードモイ侯爵の長女のために卒業式典やパーティ用のドレスを短期間で仕立てるなど活躍するが、 そのために王族たちが絡んだ国家間の揉め事にも巻き込まれてしまう……。 タラトがさらなる進化を遂げ、より貴重な糸を生み出す『フロストスパイダーシルク』に! 仲間も増える、好調シリーズ第3巻! プロローグ 寒い季節の始まり / 第一章 ドリーブズゴーレムの脅威 / 第二章 ルミテグランドウィング / 第三章 港街カタスティ / 第四章 冬のターゲット / 第五章 ヴァードモイの姫 / 第六章 王都動乱 / エピローグ ヴァードモイ帰還 / 番外編 プラムの加わった生活
貴族の父と身分違いの母の元に生まれたルカは、 王国中の貴族で最も地位の低い「末端令息」と蔑まれ、ついには追放されてしまう。 そんな彼が狼に襲われたところを助けたのは、 辺境伯の娘で「野蛮令嬢」と噂されるアレクシアだった。 ルカは年上で武闘派なアレクシアに一目惚れ。 彼女に近づきたい一心で、まめまめしく厨房の仕事に励んだり、身体を鍛えてみたり。 過酷ながらも美しい辺境の地で、恋する少年はめきめきと成長していくーー。
六歳の頃に「予言館の殺人事件」と呼ばれる連続殺人事件に巻き込まれて両親を亡くした大学生の慎司は、他人の嘘に敏感になり、心理学に傾倒していた。ある日、推理小説家の赤城蘭堂の養女・花蓮から「予言館の殺人の真相を解き明かす」という招待状を受け取る。そこで行われようとしていたのは、予言館の殺人事件を霊能者たちの霊視によって解決するところを配信するという、前代未聞の実験だったーー。
「大丈夫なふりをしたことがある、全ての人に読んでほしい」高瀬隼子(作家) 中高一貫男子校で教員として働く鍵岡奏。 女性が極端に少ない職場で、 彼女はまるで「珍獣」のような存在。 無秩序で制御不能な生徒たちに翻弄され、無神経な同僚に削られながら 壊れかけギリギリの日々を過ごしている。 ある日、心の拠り所にしていた先輩教員から発せられた一言から歯車が狂いだす ……。 社会に絶望しながらも、もがき生きる人間のリアルを圧倒的解像度で綴る。
母親が遺した不動産を共有不動産として相続することになった四人のきょうだい。 先行き不安な零細企業を経営する長男の春馬。 看護師長でありながらも、とある事情によりお金が必要な長女の渚。 考えなしにお金を使ってしまう次男の秋人。 離婚して実家に戻り母と最期まで暮らしていた次女の小雪。 土地の売却価格をめぐって対立するうちに、 それぞれの抱える行き詰まりまでもが明らかとなり……!? 果たして彼らは円満に相続を終え、人生を再スタートできるのか。
舞台は“扉”で物語世界を“観測”する研究室。 研究員Jは、物語から現実世界に迷い込んだ盲目の少女と日々を共に過ごすことになる。 少女を元の世界に帰すという大義と、少女を救いたいという個人的な感情の間でJは葛藤する。 少女の言葉は、フィクションか、現実か。 “観測者”の貴方がその結末を選ぶ。 【目次】 01 約束の海 02 “観測” 03 件の少年 04 包帯 05 星見の塔 06 散歩 07 鋏の音 08 其々 09 匙ノ咒 10 反目 11 未題 12 現実 【出版社からのコメント】 r-906さんの小説家としての魅力は、情景描写の美しさと、設計の緻密さにあると感じています。 作詞の力を活かした耽美な文章に、音や風、香りを感じながら、気づいたらSFとしての大きな渦に呑み込まれている感覚。 中盤からがらっと世界が変わっていく仕掛けにも驚かされました。 眠れない夜更けに、満たされない朝方におすすめの一冊です。 ※カバーデザイン等は予告なく変更になる場合がございます。 01 約束の海 02 “観測” 03 件の少年 04 包帯 05 星見の塔 06 散歩 07 鋏の音 08 其々 09 匙ノ咒 10 反目 11 未題 12 現実
明治新政府軍の来襲で家族や友人を失った二本松藩の少年タキは、人並外れた強さをもつ怪しげな「キ」と名乗る一団に窮地を救われ、秋姫という目の見えない老女の家に匿われることになる。理不尽な命令ばかりする秋姫と衝突してばかりのタキだったが、やがて奇妙な絆が生まれ始める。だが、政府軍の魔の手が再び迫り……(「鬼婆図探訪」)。その他、人語を話す大猿が書いた幻の書「狒々日記」をめぐる回想と証言を描く「夢狒々考」、争乱と復讐に満ちたとあるキの激動の半生「最後のキ」など全四編を収録。若き民俗学者・鶯谷玄也が、文明開化と共に姿を消した歴史の闇に生きる集団「キ」の痕跡を追う連作集。 鬼婆図探訪 夢狒々考 最後のキ すすき野原の先で
◆池澤春菜さん、宇垣美里さんも絶賛! 戦って、諦めて、もがいて、忘れようとして、傷ついて、傷ついていないふりをして それでも、ここまで来た まだ続いている、わたしたちの物語。 ーー池澤春菜さん(作家) 革命の最中、どこかにあるはずの"居場所"を目指した女性たちと、現代女性が時を越えて連帯していく様が眩しくて、切なくて。 世界は良くなってると言い切ることは難しいけれど、確かにバトンは受け取った。夜明けを信じて、走り続ける。 ーー宇垣美里さん(フリーアナウンサー・俳優) 〈りっちゃんが死んだ。寒さと痛みのなかでーー〉。 2024年、小説誌の編集部に届いた原稿には、学生運動が過熱した半世紀前、日本中を震撼させた事件で親友を亡くした大学生ジュンの日々が綴られていた。これはフィクションか、あるいは新たな事実か。駆け出しの編集者・二階堂ルルは、当時の報道と原稿に食い違いがあることに気づき、その真相を探る。見えてきたのは、自分自身の本当の心でーー。1972年、ジュンの大好きな友だちが死んだ。打ちひしがれた彼女は、一風変わった人々が集まる「幸海荘」に転がり込む。大切な人の記憶に苦しみながらも日常を取り戻していくジュンが目にした、信じようのない光景とは。ここではないどこかに居場所を求めてもがく彼女たちの、激動の青春と小さな希望の物語。
俺は場末の道具屋だ。買取りの依頼を受けては、単なる不用品の多さに「クソったれ」と毒づく。ただ、そんな道具のクソの山からも『なにか』は見つかるかもしれない。俺が自分の肥溜めの底で、やっと見つけたあの光のようにーー。今度は仏像の買取りだ。場所は山間の集落。案外すんなりと話は進んだが、そこで土地の婆さんから「もっと古いのがおる」と聞いた。こいつらより古い仏像? 道具には生まれた理由があり、捨てられず残された理由がある。そいつにはどんな物語が? 婆さんから指定された日にもう一度集落を訪ねる必要がある。 三月十二日 三月十三日 三月十四日 三月十五日 三月十九日 三月二十二日 三月二十四日 三月二十五日 三月二十七日 三月三十日 或る日
暴走した電子ネットワークは超自然の領域と接続され、 古のニンジャソウルが人々を超人化させる現象が多発。 さらにはセト、明智光秀、ブラド・ツェペシュ…… 半神的存在であったリアルニンジャ達が眠りから目覚め、 古事記に予言されし最終戦争の刻が到来せんとしていた。 謎めいたニンジャ「サツガイ」の手で幼馴染を殺され、 自らも致命傷を負った青年「マスラダ・カイ」は、 太古の邪悪「ナラク・ニンジャ」のソウルを憑依させ、 復讐の戦士「ニンジャスレイヤー」として蘇る。 同じ頃、先代「ニンジャスレイヤー」フジキド・ケンジは、 国際探偵として異国の地を巡り、新たな戦いに身を投じていた。 ニンジャスレイヤー新章 「エイジ・オブ・マッポーカリプス」開幕! 巻末収録のニンジャ名鑑フルカラー版PDFがダウンロードできる特典付き! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◆購入特典◆ ニンジャ名鑑フルカラー版 ●DL期限は2028/12/31までとなります。 ●PC・スマートフォン対象(一部機種は対象外)。 ●端末やOSによっては、PDFファイルを開くためのアプリが別途必要になる場合があります。なお、必要なアプリのインストール方法等については、お客様の環境によって異なるため個別にご案内できません。 ●かならず通信状態がよい場所でDLしてください。 ●DLに際し発生する通信料はお客様の負担となります。 ●第三者やSNS等での公開・配布は固くお断りいたします。 ●システム等のやむを得ない事情により、予告なく公開を終了する場合があります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エルフのリファ・サザーランは、数少ない魔法防御塗装士の一人ーーそれも一流と言っていい腕前ーーであると同時に、まだ開発途上であるが魔法強化術も使えるという超レアな魔法士だった。 前世にブラック企業で働いていたせいか、「あんまり働きたくない」「忙しいのは嫌いだ」と趣味の釣りや木工を楽しみたいと常々思っているリファだが、優秀であるがゆえに田舎に住む彼女のもとには防御魔法を施してほしいと遠方からはるばる女性戦士たちが訪れる。 そしてリファは弟子たちを養わなければならないので渋々依頼を引き受け、今日も魔法士の素肌に呪文(呪液)を塗布するため全裸にひんむくのであったーー!
ロボットアニメ『ギア×マジック』のキーキャラクター・皇女ルージュの専属技師となった転生者グリム。 兵学校から軍基地に戻ったグリムは人型兵器『ギア』の整備士として働く裏で、密かにギア用の新型システムを開発していた。そこでグリムが目を付けたのが、軍主催のギア品評会『トライアウト』。新型システムと親和性の高い次世代機を発掘すべく、トライアウト参加に向けて準備を進めることになりーー。 そんな折、ルージュが乗車する列車と帝都が反抗勢力のギアに急襲される。即座に応戦したルージュとサポートに回ったグリムの目覚ましい活躍で反抗勢力の鎮圧に成功するが、この事件をきっかけに敵対する原作主人公に新型システムの開発計画を嗅ぎつけられて……!? メカオタクな転生者がアニメ世界の常識を凌駕する異世界ロボットファンタジー、第2幕!
カクヨムコン10 ファンタジー恋愛部門特別賞&コミカライズ賞 W受賞! 侯爵家に嫁いだリリアーナは、初夜を迎える前に突然気づいてしまったーー自分が小説の「悪妻」に転生していたことに! このままでは”冷徹侯爵”と呼ばれる夫・レイヴィスに捨てられ、破滅する未来が待っている。 「私のことは愛していただかなくて結構です!」 焦ったリリアーナは初夜を拒否し、寝室から逃げ出す。 小説のヒロインであるメイド・エミリとレイヴィスの仲を応援し、”白い結婚”で離縁をたくらむリリアーナだったがーーなぜかレイヴィスは「君の心の準備ができるまで待つ」と言い出してーー!? 破滅ルートを回避し、平穏な生活を手に入れることはできるのか!? 悪妻は絶対に回避! 愛人作り、帳簿の改竄、いたしません! 自分にだけ優しい冷徹侯爵×臆病な令嬢のすれ違いラブストーリー!
「自分は地獄に落ちる」 そう言って、おばあちゃんはこの世を去った。 もう一度おばあちゃんに会いたいと強く願う猫・パルメザンは、 公園で一人佇む少女の霊・ミズナと出会い一緒に地獄の行きかたを探すことに。 時同じくして、「死へと誘う猫」の噂が町に流れ、パルメザンの周囲でも人死にが多発。 パルメザンは呪いの猫として人々から追われることとなった。 「呪いの猫」の真実と、パルメザンの目指す「地獄」の行方とは。
「…………あいつじゃなくて、俺を好きになれよ」 伯爵令嬢アリシャは、この世界が前世の推しメリバ恋愛小説『悪デロ』の中の世界であることに気づく。そしてアリシャは推しカプである友人の悪役令嬢エヴァリーナと王太子マティアスのイチャコラを見るのが好きだ。だが、このままでは自分はヤンデレ化したマティアスに殺されてしまう。そこで彼の嫉妬を燃え上がらせてしまう“あて馬”キャラの若き公爵ロルフに婚約を願い出る。どうやらロルフも好きな人を隠すためにアリシャを利用したいらしく二人の利害関係は一致し、偽のラブラブ同居生活が始まる。意外にもロルフはアリシャに優しくしてくれて、良好で穏やかな日々を送っていたある日、ロルフが突然暗い疑惑の目を向けてきてーー。 推しLOVE伯爵令嬢×世界で二番目に変態の口が悪めの公爵様のすれ違いヤンデレラブ!
禁書閲覧室の受付で働く男爵令嬢ミシェルは、末端貴族の実家のために高齢貴族の後妻に入ることが決まる。結婚前の思い出作りのために、ミシェルはずっと憧れていた魔術師エヴァンのデートの誘いに乗る。女癖が悪いことで有名な彼なら、後腐れなく一夜限りで終わると思ったのだ。お互いに体の相性は良く、これで思い残すことはないと思っていたが、その夜、エヴァンの元婚約者が殺害される。ミシェルの証言で無事彼のアリバイは証明されるのだが、ワンナイトラブのつもりが、エヴァンはミシェルへの執着を徐々に露わにし「愛してる。逃がさない。逃げたら殺す」と囁いてくるのだったーー。さらにミシェルの結婚相手まで死体で発見され……。史上一ヤバいヤンデレ結界師に捕まった受付嬢の逃げられない溺愛ストーリー!
二年越しの再会を果たしたヨセフとディルクだが、ヨセフはレオリーノの筆頭護衛役として、ディルクは軍人から文官へと転身して宰相府に出仕するようになり、すれ違いの日々を送っていた。そんな中、二人は街歩きへと赴き、未来の約束をする。幸せな時間を享受するヨセフとディルクだが、血統主義の蔓延る王宮で平民であるディルクへの風当たりは強く、いまや大貴族の養子であるヨセフとは身分の隔たりがある。愛する者を名実共に己がものとするーーディルクは壮大な野心を抱き…?
2024年の12月、クリスマスシーズンに突如放送された番組『飯沼一家に謝罪します』。消えた一家、謎の儀式、テレビ業界の裏、オカルト現象などが絡むモキュメンタリー作品です。深夜2時から四夜連続で放送された番組にもかかわらずXでトレンド入りし、「怖すぎる」「めちゃくちゃ不穏」と話題になり、放送終了後には飯沼一家や関わった人物への考察がSNSで続出しました。 今回の書籍化は、放送時に登場した岸本悠美子氏が発起人となり決定。番組では明かされなかった放送の顛末を動画と書き下ろしで収録しています。 さらに物語の終盤には「その後の飯沼明正」に関する15分ほどの新映像もQRコードに用意しております。 好評を博した『イシナガキクエを探しています』に続く、TXQ FICTIONが送る衝撃のモキュメンタリー作品第2弾の書籍化です。 <あらすじ> 1999年、飯沼一家が、テレビ番組『幸せ家族王』に出演し、賞金100万円とハワイ旅行を獲得する。しばらくして一家の自宅が火事で全焼し全員が死亡。賞金獲得の裏には、彼らが民俗学者の矢代誠太郎に依頼した“運気を上げる儀式”が関係していた。2004年深夜、矢代氏がカメラの前で「私がこの一家の運命を狂わせたかもしれない。謝罪します」と語る謎の番組が放送され、ネット上では都市伝説となる。本作では、その番組の“真実”を探るべく、制作スタッフ・関係者・当事者・番組本編映像などを追い、儀式の意図、家族の構図、テレビの仕組み、隠された“もうひとつの物語”を明らかにしていきます。
朝目を覚ますと、そこには好きな人がいる。 そんな幸せな新婚生活を満喫中の〈戦士〉ルードと〈魔法使い〉フェリは、すっかり懐いた聖獣の子・スコルを連れてハイキングへ! 王都で暮らす〈聖女〉サナティアに頼めば、何でも手に入るけど……それじゃあ味気ない。 スコルが葡萄を嗅ぎ分け、ルードが猪肉を調達し、フェリが魔法でサポートして。 未踏の山地をもかき分けて、夫婦の挑戦は止まらない! そして訪れる豊穣祭(フェス・コセチャ)の季節。 ルードとフェリが持ち込んだ、その採取危険度から彼らにしか獲れない貴重な食材に、村は大盛り上がり!? 村の人たちとも順調に打ち解け、辺境夫婦生活がもっと幸せな癒やし時間になっていくーー。