小説むすび | 〈新装版〉 松村春繁 断酒会初代会長

〈新装版〉 松村春繁 断酒会初代会長

〈新装版〉 松村春繁 断酒会初代会長

日本で自助グループは、どのように誕生し、広がったのか?
支援者・自助グループ関係者、必読の書。【新装版】で復刊です!

松村春繁は1958年、講演会で聞いた米国のAAの話に触発され、「断酒会」の立ち上げを宣言。壮絶な全国行脚によって各地に広げていきます。
「アル中患者は精神病院に隔離収容するしかない」と思われていた時代に、社会の偏見に対して立ち上がり、全国の医療者にも多大な影響を与えたパイオニアでもあります。

本書は偉人伝ではなく、酒に溺れて苦しんだ時代の生々しい描写に始まり、断酒会の発展に力を尽くしながらも、家族を傷つけた過去に生涯苦しんだ人間としての姿を描く伝記小説です。
その歴史的な意義や、文学的にも優れた作品であることから、復刊を望む関係者の声にお応えすることになりました。

なお、初版では「律子」の名で登場していた、松村の次女・久保田常子氏。今回の復刊にあたり、文中の名前を本名に変更するとともに、父への思いを綴る文章を寄せてくださいました。
第一章 アル中書記長
第二章 廃船
第三章 潮騒の町
第四章 懺悔録
第五章 断酒新生
第六章 妻たち
第七章 全断連
第八章 海辺の病院
第九章 全国行脚
第十章 嘘
第十一章 ある終焉
あとがき
解説ー小林哲夫について(なだいなだ)
アルバム/年譜
復刊に寄せてー父・松村春繁のこと(久保田常子)

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