キャロラインの結婚
生まれてまもない赤ちゃんを置いて、姉が家を出ていった。両親もすでに亡く、キャロラインは途方に暮れながらも、ただひたすらその子に愛情をそそぎ、育てていた。6カ月後、子どもの父親の従兄弟だという、イタリア人大富豪ドメニコ・ヴィカーリが現れる。子どもの父親は亡くなったとドメニコは言い、キャロラインを母親と勘違いして、その子を引き取るから結婚しよう、と申し出た。真実を言えば、きっとこの子から引き離されるー悩んだ末、キャロラインは姉になりすまし、プロポーズを受け入れた。
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夫への秘めた恋心が募るほど、 愛なき結婚のひずみがつらくて……。 生後まもない赤ん坊を置いて、姉が家を出ていった。 すでに両親もいないキャロラインは、家計が苦しいなか、 ただひたすらその子に愛情をそそいで育てていた。 半年後、赤ん坊の父親のいとこだという、 黒い瞳のイタリア大富豪ドメニコ・ヴィカーリが突然現れる。 驚くことに、赤ん坊の父親は亡くなったと彼は言い、 キャロラインを赤ん坊の母親と勘違いして、 その子を引き取るから結婚しようと申し出た! 母親ではないと知られたら、きっとこの子から引き離されてしまうーー 悩んだ末、キャロラインは姉になりすまし、プロポーズを受け入れた。 登場人物たちが織りなすあや、そして絶妙な台詞に定評があるマーガレット・ロームの1960年代の名作です。ドメニコとの愛なき結婚に踏みきるキャロラインですが、彼に優しくされるたび、夫への密かな恋心と、なりすましの罪悪感とに引き裂かれそうになり……。 2026/01/28 発売