小説むすび | 濁る瞳で何を願う ハイセルク戦記

濁る瞳で何を願う ハイセルク戦記

濁る瞳で何を願う ハイセルク戦記

出版社

講談社

発売日

2022年2月2日 発売

平凡な会社員だった高倉頼蔵(たかくら らいぞう)は、ある日、心筋梗塞によりその生涯を閉じた。
しかし、彼は異世界で第二の生を得る。

強力なスキルを与えられた転生者ーーではなく、周囲を大国に囲まれた小国・ハイセルク帝国の一兵卒として。

ウォルムという新しい名で戦争の最前線に投入された彼は、
拭え切れぬ血と死臭に塗れながらも、戦友たちと死線を掻い潜っていく。

強力な魔法を操る冒険者パーティ、圧倒的な力ですべてを焼き尽くす「勇者」と持て囃される転移者たち。
彼らとの死闘の中、ウォルムは平時では目覚めることの無かった戦士としての才能を徐々に開花させていく。

その瞳を暗く濁らせながらーー。

「小説家になろう」が誇る異色の戦記譚、堂々開幕。

【「書き下ろし短編 初陣」収録】

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焼き払え、弱き者のためにーー。  地獄の戦記譚は新たなステージへ! ハイセルク帝国の滅亡ーー。 戦友も、故郷も、祖国である帝国すらも失った転生者・ウォルムは失意に沈んでいた。 夜となく昼となく酒場に入り浸り、ただただ酒気と紫煙に溺れる日々。 無為な時を過ごす一方で、大鬼王(オーガロード)の魔眼を移植した拒否反応により ウォルムの身体は着実に蝕まれていた。闘争の末に濁った瞳は遠くない未来に光を失う。 当座の治療費を獲得するためウォルムは、忌み嫌う戦争に傭兵として参加することを決意する。 そこで隣国の争いに再起を図る帝国の残滓も参戦するという噂を掴む。 ウォルムは出陣前の軍事演習を経て、ふたりの少年兵と行動を共にしていく。 彼らにかつての分隊員の影を重ね、時に振り回されながら感情を取り戻す。 どうしようもない郷愁と後悔を抱えながら。 そして、訪れる開戦の時ーー。 若き戦友たちと故国の同胞の危機を前に、 ウォルムは焼け付く眼の痛みに耐えながら、 封印していた《鬼火》の力を解放する。 亡国の転生者の物語、いま新たな展開へーー。 「小説になろう」が誇る戦記譚、第3集。 2023/06/02 発売

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