小説むすび | 著者 : 萩原ちさと

著者 : 萩原ちさと

靴のないシンデレラ靴のないシンデレラ

シンデレラに靴はいらない。 探しているのは愛だけ。 「助けて! 雇い主に私たちの赤ちゃんを奪われそうなの!」 教会に駆け込んだ身重のスカーレットは、花婿に向かって叫んだ。 祭壇で花嫁と誓いのキスを交わす寸前の富豪ヴィンが振り返った。 8カ月前、スカーレットは彼と出会った瞬間に恋に落ち、 純潔を捧げた翌朝、彼の身分を知って名前も告げず姿を消したのだ。 まさかヴィンの子を身ごもっていようとは思いもせずに。 辣腕実業家らしくヴィンはその場で政略結婚を取りやめると、 彼女を追ってきた雇い主を叩き出し、子のDNA鑑定と婚前契約を 要求した。この人に愛はないの? これはビジネスじゃないわ! 憤然とするスカーレットを、ヴィンは傲慢にも腕にかき抱き……。 感情が豊かで一途に愛をそそぐヒロインの登場で、冷酷無比なヒーローが振り回され、仮面がしだいに剥がれていく様子を、ジェニー・ルーカスがドラマティックに描きだします。ときにコミカルで、ほろりと涙も誘う、出色のロマンスをお楽しみください。

罪深い喜び罪深い喜び

たとえあなたの花嫁になっても、 私はずっと、片想い……。 ルーシーが長年片想いしている大富豪社長マーカスは、 彼女を愚かな小娘と決めつけ、顔を合わせればお説教ばかり。 だから、今、ルーシーの会社が倒産の危機に瀕していても、 惨めな姿をさらしたくなくて、彼にだけは相談できなかった。 ある夜、財界の大物が集うパーティに出たルーシーは、 会社再建の協力者を見つけた喜びでシャンパンを飲みすぎてしまう。 すると、同じパーティに出席していたマーカスに見咎められ、 強引に屋敷へ連れて帰られたうえに、突然、唇を奪われた! そしてついに憧れのマーカスと結ばれ、ルーシーは幸せをかみしめたーー やがて彼に跡継ぎを作るための“合理的”な結婚を求められるまでは。 ポーカーフェイスでありながらじつは情熱的な二人のロマンスを巧みに描いた、大スター作家ペニー・ジョーダン。3部作〈華麗なる日々〉最終話をお贈りします。本作はまさに山あり谷ありのジェットコースター・ロマンス。苦労続きのルーシーの片想いの結末は?

罪の夜罪の夜

理性を失うほど熱く激しい愛憎劇ーー リン・グレアム本人が一番好きな物語! 幼い息子と質素に暮らすケリーが交通事故を起こしてしまった日、 病院に運ばれた彼女の前に、4年前に別れた夫アレックスが現れた。 「医師に、僕に会いたくないと言ったそうだね」 イタリア大富豪らしい優雅な身のこなしも、挑戦的な琥珀色の瞳も、 すべてをかけて愛したあの日のままの彼がそこに立っていた。 これまでずっと絶縁状態だったのに、なぜ今になって会いに来たの? 離婚原因はケリーが浮気したこととされているが、 彼女自身はまったく記憶がなく、実のところ異母姉が仕組んだ罠だった。 そうとは知らないアレックスはなおも怒りをたたえ、言い放った! 「罪の償いをしてもらう。僕たちは再婚するんだ」 本作を最もお気に入りとする理由を、リン・グレアム本人が解説。「本作のヒーローはヒロインを理性の縁まで追いつめてしまいますが、それでもこの物語には、結婚がいかに努力と成長、赦しと受容、そして何よりも愛を必要とするかについて描かれているからです」

家政婦は籠の鳥家政婦は籠の鳥

彼と私を繋ぐのは契約書とお金だけ。 愛まで欲しがるなんてばかげてる。 わがままな主人に呼びつけられ、家政婦のカーリーは、 屋敷内にあるジムへと急いだ。事故で怪我をして以来、 在宅療養している富豪ルイスは不機嫌で、今日も案の定、 美人の理学療法士にくびを言い渡した。そして驚いたことに、 今後はカーリーが代わりをするよう命じたのだ──莫大な報酬と 引き換えに。実は彼女は医大に進み、医師になるのが夢だった。 だが当時は極貧のうえ父の介護もあり、泣く泣く諦めたのだ。 引き受ければ、また夢に挑戦できる。ただ、ひとつだけ、 気がかりなのは……ルイスがあまりにもセクシーすぎること。 指先が彼に触れただけで、なぜこんなに胸が苦しくなるの? 大スター作家シャロン・ケンドリックの真骨頂! 大富豪と家政婦の王道ロマンスをお楽しみください。男性に暴行されかけた過去のトラウマから心を閉ざしていたヒロイン。ヒーローを信じて身も心も捧げたのに、大金を押しつけられ、冷たく追い払われて……。

愛は脅迫に似て愛は脅迫に似て

傲慢富豪から逃れた先に待っていたのは、 甘美な罰と、愛の脅迫。 サンドリンは10歳年上の実業家ミシェルと電撃結婚した。 知的で官能的な夫を愛していたが、新婚半年で早くも暗雲が垂れ込めるる。 彼女が4週間海外の仕事をすることに、彼が強硬に反対したのだ。 妻を鳥かごに閉じ込めようとするなんて、と若いサンドリンは抗い、 書き置きを残してNYを飛び立った。 だが仕事でトラブルが発生し、滞在が延びて資金が底をついたとき、 長身で黒髪の男性が救世主さながら現れ、援助を申し出たーーミシェル! 彼は怒りを込めたキスで妻を罰し、投資の対象はきみだと告げる。 サンドリンが断れないことを承知で、彼は激しく妻を求めた! 夫婦の愛の復活をテーマに激愛ロマンスを描いて絶大な人気を誇るヘレン・ビアンチンの名作です。ルネッサンスの貴公子を彷彿とさせる魅力的な大富豪ミシェルの“脅迫”にも似た強烈な求愛行為。サンドリンはなすすべもなく彼が仕掛ける深い愛の沼にはまり……。

愛を請う予感愛を請う予感

傲慢に次ぐ傲慢ーー なのに彼に惹かれてしまうなんて。 友人の結婚式と仕事のため、異国の地を訪れたキーラ。 豪華ホテルでの式が終わり、中庭で披露宴が始まる前のこと。 穏やかな低い声がして振り向くと、長身で黒髪の美男が立っていた。 これほどの色気を放つ男性に会うのは初めてだわ……。 言葉を交わすうち、抗いがたい魅力に惹きつけられ、 気づけば彼に唇を奪われていた。ああ、なんということを! 娼婦の娘と蔑まれてきた生い立ちから、男性とは関わらないと誓っていた。 破滅の予感に怯え、キーラは彼の腕を振り払ってその場を逃げ出した。 ところが翌日、仕事の依頼でさる宮殿に足を運んだ彼女を迎えたのは、 なんとキスの相手ーー現代のマハラジャと名高い実業家ジェイだった! キーラはジェイと仕事の契約を結びますが、強烈な男性的魅力を持つ彼とは距離を保つべきだと考え、恋心を自制します。ところが、とてつもない豪雨に見舞われたある日、とうとう彼の部屋で純潔を捧げてしまいます。そこから愛人関係を結ぶことになるとは……!

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