著者 : 浅生鴨
全ては百年前、「二・二六」から始まった。昭和111年、医療革命によって死が克服された日本。人間が異形化する「ヒューマン・ロスト」現象により人類を滅ぼさんとする堀木正雄のかつての部下・西園寺省吾は、存在しないはずの「寿命以外で死ぬ若者」に出会う。その姿は戦争で若者が死なない世界を夢見た記憶を思い出させるのだった。SFアニメ『HUMAN LOST 人間失格』の過去を浅生鴨が創案するオリジナルストーリー。
「お前は伴走者だ。俺の目だ」自分ではなく他人のために、勝利を目指す。伴走者の熱くてひたむきな戦いを描く、新しいスポーツ小説!ばんそうしゃ【伴走者】=視覚障害のある選手が安心して全力を出せるように、選手の目の代わりとなって周囲の状況や方向を伝えたり、ペース配分やタイム管理をしたりする存在。 「泣けた、とは言いたくない。それとはちがうのに、涙がでるのだ。」--糸井重里さん 自分ではなく他人のために、勝利を目指す。 熱くてひたむきな戦いを描く、新しいスポーツ小説! 「お前は伴走者だ。俺の目だ」 ばんそうしゃ【伴走者】 視覚障害のある選手が安心して全力を出せるように、選手の目の代わりとなって周囲の状況や方向を伝えたり、ペース配分やタイム管理をしたりする存在。 ◆夏・マラソン編 「速いが勝てない」と言われ続けた淡島は伴走者として、勝利に貪欲で傲慢な視覚障害者ランナーの内田と組むことに。パラリンピック出場を賭け、南国のマラソン大会で金メダルを狙う二人のレースに、次々に試練が襲いかかり……!? ◆冬・スキー編 優秀な営業マンだった涼介は、会社の方針で視覚障害者スキーの伴走者をするよう命じられる。1位にこだわり続け、ピーク時に選手を引退していた涼介だったが、全盲の天才スキーヤーの女子高生・晴と出会うことで、少しずつ変わっていく。
この感情は、誰にも奪わせないーー全てが管理された世界に抗う最後の少年の物語。人類から悪意を分離すれば、善き人の世界が訪れるはずーー。全てを有機神経知能に管理された未来社会で、恐るべき最終計画が始動した。人々の欲望を削ぎ、嫉妬も争いも根絶せんとする監理者に、少年たちはどう立ち向かうのか? 秀逸なツイートで世を沸かせ、マルチな才能で大注目の元NHKPR1号、圧巻のデビュー長篇!