著者 : 斉藤繁
長塚節「土」礼賛長塚節「土」礼賛
純文学は凄い! 敬して遠ざけられている小説『土』を日本近代文学の極北と位置づけ、その奥深い魅力を縦横に語る。 読書離れ、エンタメ志向の進む現代日本の風潮に敢えて一石を投ずる。
森鷗外『伊沢蘭軒』を読む森鷗外『伊沢蘭軒』を読む
綾なす人間の日常生活こそ真の歴史の姿であるーー古今東西の書物を読み尽くした元高校国語教諭が、あまり語られることのなかった森鷗外の長編史伝に脚光を浴びせ、従来の鷗外論に一石を投じる斬新かつ明快な作品論。 「……人生は煎じつめると、出生と確かめられた行動と死である。『伊沢蘭軒』は、個々の人間が生まれてきたこと自体に意義を見出す、究極のヒューマニズムが具現化された書である。」(「序」より)
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