小説むすび | 著者 : 北村薫

著者 : 北村薫

中野のお父さんの快刀乱麻中野のお父さんの快刀乱麻

著者

北村薫

出版社

文藝春秋

発売日

2021年11月10日 発売

父と娘の“名探偵コンビ” 好評シリーズ最新刊! 出版界で起きる「日常の謎」に挑むのは、体育会系文芸編集者の田川美希と、抜群の知的推理力を誇る高校教師の父親ーー。 実家の掘り炬燵で繰り広げられる父娘の会話から、大岡昇平、古今亭志ん生、小津安二郎、菊池寛ら各界のレジェンドをめぐる「謎」を解き明かす……人気シリーズ第3弾。 【本書で描かれる6つの謎!】 ■「大岡昇平の真相告白」 『武蔵野夫人』という題名に「夫人」と付けたのは誰か。編集者か、それとも……。 ■「古今亭志ん生の天衣無縫」 “自由人”は表向きの姿? 「蚊帳売りの詐欺師」のエピソードから志ん生の意外な一面が明らかに。 ■「小津安二郎の義理人情」 小津映画の原作者としても知られる作家・里見トン。しかし、原作と映画があまりに違うことに気付く。 ■「瀬戸川猛資の空中庭園」 評論で鋭い著作を残した瀬戸川。彼が学生時代に書いた映画の評論と映像を比べて明らかになった事実。 ■「菊池寛の将棋小説」 異色の作品で出会った江戸時代の棋譜の謎。先崎学九段と室谷由紀女流三段が読み解いていくと……。 ■「古今亭志ん朝の一期一会」 落語「三軒長屋」のCDを探す未亡人が本当に聞きたかった音とは。音源を探って見えてきたのは……。

中野のお父さん中野のお父さん

著者

北村薫

出版社

文藝春秋

発売日

2018年9月4日 発売

新迷探偵コンビ登場!? 文芸編集者の娘と高校国語教師の父が、出版社の「日常の謎」に挑む! 主人公は大手出版社「文宝出版」に勤める田川美希。女性誌から晴れて希望の文芸部門への配属がかなうと、大学時代までバスケットボール部で鍛えたバイタリティを活かし、仕事に燃える毎日だ。 ある日、文宝推理新人賞の最終候補を決める会議で、有力な候補作品「夢の風車」の担当となった美希は、その候補者へお知らせの電話をかけた。が、まさかの返事を聞くことになる。「--応募していませんよ、私は」、と。一昨年までは新人賞へ投稿していた候補者の男性だが、まったく芽が出ずに今回は応募をしていないというのだ。 何とかこの作品を世に送り出したいと願う美希は、さまざまな可能性を探るが、どこからこの原稿が届いたのかまるで見当がつかない。ふと、父親にことの顛末を話してみようと思ったのは、高校教師をしている父は最近、ずいぶんお腹は出てきたものの百科事典タイプの人間で、インターネットで分からなかった疑問を解決してくれたりもする。相談役として誠に便利な存在だからだ。娘の相談にお父さんが導き出した真実とは果たして? 大作家同士の手紙、スケッチを映した写真、落語の解釈、マラソン大会でのハプニングなど、中野の実家に住む父は抜群の知的推理で謎を次々に解き明かす。 「日常の謎」の名手が、自らのフィールドを最大限に楽しみつつ、新たに送り出したユーモアとけれん味たっぷりの名探偵シリーズ。 解説・佐藤夕子 夢の風車 幻の追伸 鏡の世界 闇の吉原 冬の走者 謎の献本 茶の痕跡 数の魔術 解説・佐藤夕子

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