著者 : 中津攸子
[商品について] ー「女は愛した人と結ばれてこそ幸せですのに」- 時は平安時代。東北の大国「日高見の国」に生まれた才色兼備の少女おもとは、大和の国とのかけ橋になるべく、皇子と結ばれるために都へ上がる。故郷への思い、愛する人との約束、女としての幸せ…。和泉式部と名を変えた少女は波瀾の人生を歩む。--和泉式部の歌に漂う底知れぬ孤独感、寂寥感はどこから来るものなのか。『和泉式部日記』は何のために、誰に読んでもらうために書かれたのか。謎多き女流歌人・和泉式部の生涯を、丹念に調査した史実とフィクションを織り交ぜながら紡ぐ傑作の歴史小説。 ※本書は2024年7月に刊行された電子書籍『小説 北上川の流れ──和泉式部の真実』のPOD版です。 [目次] 異色の歴史譚 はじめに 北上川の風 大和からの使者 男の目 樺山の夕映え 保昌の訃報 別れ 日本海の船旅 謎の白覆面 狙われる姫と黄金 公達の出迎え 都の月 父でない父、母でない母 軒端の梅 道長の命名 小式部内侍誕生 黒髪の乱れ 満ち足りた日々 生別 帥の宮慕情 親王哀歌 風の音 妖しき女心 陸奥へ発つ道貞 帥の宮の后として 残照 暗雲 わが世とぞ思う めぐり逢い 解説 参考資料 (その他抜粋資料) 著者略歴 [担当からのコメント] 和泉式部という名前や、その代表的な歌を知っているという方でも、彼女がどんな人生を歩んだのかということまではあまり知らないのではないでしょうか。謎が多い彼女の人生を歴史的事実を交えながら描いた本作。和歌が好きな方はもちろん、日本史に興味がある方も楽しめる一作となっています。 [著者略歴] 中津攸子(なかつ ゆうこ) 日本ペンクラブ会員、日本文芸家協会会員、俳人協会会員、大衆文学研究会会員、よみうり文化センター・NHK文化センター古典講師 〈著書〉 「万葉集で読む古代争乱」「天平の望郷歌」「真間の平児奈」「万葉の悲歌」「戦国武田の女たち」「かぐや姫と古代史の謎」「小説松尾芭蕉」(以上、新人物往来社)「葛飾を歩く」(NTT出版)「観音のあるまち、行徳・浦安」(中山書房)「風の道」(角川書店)他多数
[商品について] ー私、とても幸せでした。身麿さまを知ってから、ずっと。- 76歳の身麿は完成したばかりの真間の継橋を渡り、その喜びと感動を感じていた。この真間の地に立派な橋を架けることこそが彼の長年の夢だと知っていた身麿の息子・麻呂は、完成した橋をじっと眺める父からある話を聞く。それは、かつて彼がこの橋の完成を約束した、ある少女の話だった。--「万葉集」において、山部赤人や高橋虫麻呂らによって歌が詠まれている美女、手児奈(てこな)。その美貌から様々な逸話が残されている手児奈だが、本書はそんな彼女を巡る美しくも儚い愛の物語を瑞々しい筆致で書き綴った古代ロマンス小説である。 [目次] 継橋の完成 真間に国衙を 狩の朝 恋心 刺客 手児奈の夢 人間模様 暗雲 都をはなれて 手児奈の入水 著者略歴 [担当からのコメント] 日本には、その地域に根づいた逸話や伝説などが数多く残されていますが、本書のテーマとなっている「真間の手児奈」もその一つです。古代日本の空気を感じつつ、いつの時代も変わらない人間の愛の尊さを本作から感じ取っていただければ嬉しく思います。 [著者略歴] 中津攸子(なかつ・ゆうこ) 東京都台東区浅草に生まれる・東京学芸大学卒・日本ペンクラブ会員・大衆文学研究会会員・俳人協会会員・竹早教員養成所講師・NHK文化センター古典講師 著書『万葉の悲歌』『かぐや姫と古代史の謎』『戦国武田の女たち』『万葉集で読む古代争乱』『小説松尾芭蕉』『天平の望郷歌』(以上新人物往来社)『ジュニア版 市川の歴史』(市川よみうり新聞社)『こんにちは中国』(器書房)『葛飾を歩く』(NTT出版)『インドネシア旅行記』(市川市メダン市姉妹都市協会)『観音のあるまち行徳・浦安』(中山書房)他。
[商品について] ー「この世の最後のお点前……」- 元禄14年(1701)3月14日、吉良家第17代の当主・吉良上野介義央は、江戸城内の松の廊下で突如、赤穂の藩主、浅野内匠頭長矩により斬りつけられた。幸い傷は浅手で済んだものの上野介によれば、浅野長矩に斬りつけられるような覚えはないという。果たして浅野長矩をこの事件に導いたものとは、いったい何だったのか。--いわゆる「赤穂事件」に続くこの一連の事件に関わった人々は、混沌とした幕藩体制の中でどのように翻弄されたのかという問いと、上野介の後継者でもあり、若くしてこの世を去った吉良義周の無念の生涯を堅実な史実と豊かな創造力を織り交ぜながら見事に描きぬいた傑作の歴史小説。 [目次] 第一章 名残の茶会 登城 松の廊下刃傷事件 内匠頭の切腹 その日の吉良上野介 内匠頭の妻 赤穂城没収 隠居願い出 献花 浅野家断絶 警備不用 柳沢の面影 上野介の覚悟 上杉家の負担 名残の茶会 ああ、十二月十四日 施錠した炭小屋 吉良家の忠臣 埋葬 第二章 諏訪の吉良義周 赤穂浪士切腹 評定所の呼び出し 流人駕籠 黒い影 高島城到着 南の丸の生活 出会い 上野介贋者説 遅い春 諏訪忠虎の訪問 恩は石に刻め 囲み屋敷の菫 くちづけ 雨 諏訪湖の風 別離 訃報 旅立ち あと書き 著者略歴 [担当からのコメント] 様々な小説や映画の題材にもなる吉良上野介義央ですが、茶道の達人でもあったということを知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。今なお多くの人々を惹きつける吉良家の歴史を丹念に描いた本書、ぜひじっくりとお楽しみください。 [著者略歴] 中津攸子(なかつゆうこ) 受賞 第1回市川市民文化賞奨励賞 第12回中村星湖文学賞 北上市文化振興感謝状 市川市文化市政協力感謝状 著書 「万葉の悲歌」「かぐや姫と古代史の謎」「万葉集で読む古代争乱」「小説松尾芭蕉」「天平の望郷歌」「真間の手児奈」「みちのく燦々」(以上新人物往来社)「市川の歴史」(市川よみうり新聞社)「こんにちは中国」「下総歴史人物伝」(以上崙書房)「葛飾を歩く」(NTT出版)「インドネシア旅行記」(市川市メダン市姉妹都市協会)「翔天の詩」「君が代百年」(以上真美社)「風の道」「風わたる」(以上角川書店)「和泉式部秘話」(講談社出版サービスセンター)「戦国武田の女たち」(山梨ふるさと文庫)「武田氏の祖は高麗王か」(山日出版)「いろは歌」「たったひとつの真実」「観音のあるまち行徳・浦安」(以上中山書房)「怨霊忠臣蔵」「怨霊蒙古襲来」(以上彩図社)「吉良上野介の覚悟」(文芸社)「消されていた東北の歴史」「蒙古襲来と東北」「風の丘」「二十一世紀の女性の生き方」「伝えたい家族のきずな」「宮本武蔵の覚悟」「幸せに生きる」「東北の輝き」「源義経の覚悟」(龍書房)「万葉集の中の市川」(珠玉社)「市川歴史さんぽ・人物編」(エピック社)「ロシア世界遺産紀行」「沖縄世界遺産紀行」(真美社)他多数