2006年1月18日発売
マレーシア出身の人気シンガーで、“ラブ・バラードの歌姫”として台湾を中心に大ブレイクしたフィッシュ・リョンの1年ぶりのアルバム。ヴォーカリストとしての幅の広さを感じさせる、しっとりと美しい作品だ。
ラテン・テイストをまぶした極上のポップ・チューンを聴かせてくれる彼女が放つ2006年第1弾シングルは、情熱の炎に包まれたメロディック・タンゴ。伝説のGSバンド・オックスの岡田詩郎のギターが、そのサウンドにノスタルジックなスパイスを加えている。
広くジャズ・ファンの間で高評価を得た前作『タッチ・オブ・フォーチュン』から約1年ぶりとなるアルバム。麗しきジャズ・スナイパーである安井さちこが、もう一歩、確かな意志で成熟する注目作だ。
デヴィッド・ストーン・マーティンのジャケットも注目のサム・ジョーンズ・トリオの作品で、当時まだ発展途上だったケニー・バロンをフィーチャー。オスカー・ピーターソン・トリオを目指した(1)、メランコリックなオリジナルの(2)と優美なトリオだ。★
録音は少ないが根強い人気を持つピアニスト、フレディ・レッドが70年代に久々に録音したアルバム。日本のInterplay制作によるピアノ・トリオ作で、(4)(6)以外はフレディのオリジナル。哀切感や典雅さのある彼らしいジャズ・ピアノの世界をくり広げる。
スタンダード・ナンバーを自らのテイストで魅力的に色づけしてしまう才能にまず感嘆! 93年録音、95年リリースのこのグレコ5枚目のリーダー作は、自作の2曲を加えて、そのすべてに繊細で透明感のあるピアノ・タッチで音の行間に彼自身の息吹を込めた。
米国西海岸に生まれNYを拠点に活躍する女性ハード・バップ・ピアニスト、98年のトリオ作。とかく力技に頼りがちなスタンダードの数々を、芯のある硬質な響きでエレガントに再構築。風通しのよいシンプルな佇まいが知性とセンスのよさを感じさせる。