1997年5月21日発売
リヒテルの詩情リヒテルの詩情
リヒテルのヨーロッパ・ツアーの折りの録音。(1)(2)ともにロマンティックな香りあふれる小品集だが、リヒテルの演奏は感傷に堕さない、いつもながら見事なもの。ジャケットの自作の絵のように、その大きな音楽の中に、氷の結晶のきらめきがいっぱい詰まっているようである。
夢夢
CMにも使われた((1)(2)(6)(9))クラシック的な響きを持つインスト曲を集めたコンピレーション・アルバム。中でも、原田節が奏でるオンド・マルトノ(チェロの演奏を念頭に、弦楽器の弦と弓を電気的に置き換えたもの)という楽器の音色が心地よい。
ナチュラルナチュラル
彼女の過去の録音の中からゆったりした曲を選んだベスト盤。ぎこちない場面も時折見られるが、それ以上に彼女の暖かく素直な音色によって生きた場面の方がさらに多い。ともかく、聴いていてさわやかな気分になれるので、アルバムとしては買いである。
BRIDGEBRIDGE
国府弘子の、ソロとしては5年ぶりになる97年のアルバム。彼女特有の美しいメロディとツブ立ちのいいピアノが耳に気持ちいい。バックのメンバーのプレイもさすがにしっかりしているし、「明日に架ける橋」「竹田の子守歌」などといったカヴァー曲の料理センスも抜群だ。
Love you somethingLove you something
オリジナル・メンバーはヴォーカルのヒカゲしかいないが、結成20周年を迎えるスタークラブのニュー・アルバム『魂のないアルバム』からのシングル・カットで、(1)はシングル・ミックスを収録。サウンドはポップだけれど、ヒカゲのパンク魂は不滅である。