発売元 : 日本伝統文化振興財団
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日本伝統文化振興財団長唄三味線奏者、今藤政太郎の作品集第4弾。近松門左衛門の作品をアレンジした「難波土産」、上方落語の「地獄八景亡者戯」を題材とした滑稽物「地獄八景冥途之御客」を収録する。
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日本伝統文化振興財団箏奏者の沢井比河流の初CDだが、伝統楽器の箏で見事に現代の息吹を表現した。といっても古い型を強引に打ち破るのではなく、豊かな作曲の才と演奏テクニックで伝統の世界のなかに洋楽の味など現代の色を織りまぜ、邦楽の幅を間違いなく広げている。
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日本伝統文化振興財団長唄三味線方の第一人者、中島勝祐のアルバム。長唄三味線の弾き語りスタイルによる新しい浄瑠璃、“創作上方浄るり”の作品集第2弾だ。前作同様、中島作曲による作品を3曲収録。
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日本伝統文化振興財団2歳で初舞台を踏み、数々の民謡大会で優勝するなど、20歳という若さながら民謡界で幅広く活躍している、澤瀉秋子の2ndアルバム。さらなる飛躍が期待できる、可能性に満ちた作品に仕上がっている。
東京芸術大学教授も務める、生田流筝曲の安藤政輝による初のCDアルバム。共演者は二代米川文子(生田流)、人間国宝・六代山勢松韻(山田流)、二代野坂操壽(生田流)。古典の名曲3品を収録する。
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日本伝統文化振興財団神奈川県出身の民謡歌手、富田房枝のアルバム。主宰する藤房会が35周年を迎えるにあたっての発表となる作品だ。民謡界の中堅として幅広く活動している彼女の集大成といえる1枚に仕上がっている。
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日本伝統文化振興財団意欲的に演奏会を開催するとともに、後継者の育成にも務めている、根岸悦子の端唄ベスト集第5弾。「お伊勢参り」「深川くずし」「びんのほつれ」ほかを収録する。
虚無僧尺八の中村明一の演奏は、伝統と今日性という斬新が同居し、その具象的な情感表現は胸を射抜く。宮城の布袋軒や岩手の松厳軒など、東北に伝わる曲を演奏。つがいの鶴の姿を描いた「鶴の巣籠」や大曲「霊慕」(鈴慕)など、魂を引き込まれてしまう。★
テレビ、ラジオ、舞台で活躍する民謡界の実力派、藤みち子のアルバム。新録11曲+再録5曲の全16曲を収録。北海道から長崎まで全国各地の民謡を取り上げている。スケールの大きい歌唱が魅力だ。
日本音楽の貴重な遺産である古曲(一中節、荻江節、河東節、宮薗節)をまとめたアルバム。長唄などに比べて伝承する人が少ないとされる、古曲の世界を知るためには最適の1枚。監修・解説は竹内道敬。
長きにわたって第一線で活躍し、数々の賞も受賞している長唄三味線奏者、今藤政太郎のCDアルバム・シリーズ第3弾。長唄界・邦楽界の若手花形が揃って出演しているのも魅力。
ついにCDで登場した、という他はない、日本合唱史における貴重な音源。東京混声合唱団は、日本初のプロ合唱団であるだけでなく、日本の合唱活動をコンテンポラリーな地平に誘う原動力となった集団だ。このアンソロジーは、彼らの20周年記念企画(76年)として編まれたもので、驚くばかりの求心的な内容となっている。編集は、LP初出時の内容をそのまま収録することに徹したもので、ブックレットにある、現代合唱曲の旗手であった邦人作曲家たちへの合唱団からのアンケートなど、いまや非常に興味深いものとなった。
2001年にデビューした民謡歌手、武花千草の1stアルバム。母親も民謡歌手、父親が尺八奏者、兄が三味線奏者という音楽一家に育ち、幼少の頃から数々の大会を優勝してきた実力派。
1982年にリリースされた『現代の筝曲ベスト30』の新版。『邦楽ジャーナル』の協力のもと行なった“あなたが選ぶ現代の筝曲”アンケートの上位30曲をCD化。人気の筝曲が網羅された5枚組。
毎年1名顕彰する第10回日本伝統文化振興財団賞“奨励賞”の藤舎呂英(藤舎流囃子方)の演奏だ。呂英の作調になる「桜花神韻」はインスト曲で、呂英の小鼓と三味線(細・中棹)により奏される。「幻椀久」は華やかさともの狂いの哀調との対比がポイントだ。