ジャンル : 演歌・純邦楽・落語 > 純邦楽・民謡
江戸時代の自作自演曲、つまり江戸時代のポップスである“端唄”が、今また注目を集めている。そんな端唄界の中で、根岸派の主流が独立して生まれた分流のひとつによる作品13曲を収録したアルバム。
津軽三味線奏者でありながら、ロック世代らしい疾走感を感じさせる。茨城出身の新世代、上妻ならではの持ち味だろう。6作目にあたる今回も、フュージョン的なアンサンブルを従え、いい意味ではったりの利いた演奏を聴かせる。プロデュースは笹路正徳。
河内音頭の第一人者、鉄砲光丸による名門“鉄砲会”の音頭の真髄を聴かせるアルバム。家康の命で大阪城から千姫を救出した坂崎出羽守の悲恋を描いた山本有三原作「坂崎出羽守 誉の巻」と「坂崎出羽守 悲恋の巻」の2演目を完全収録。豪華演奏陣も聴きどころ。
長きにわたって第一線で活躍し、数々の賞も受賞している長唄三味線奏者、今藤政太郎のCDアルバム・シリーズ第3弾。長唄界・邦楽界の若手花形が揃って出演しているのも魅力。
2001年にデビューした民謡歌手、武花千草の1stアルバム。母親も民謡歌手、父親が尺八奏者、兄が三味線奏者という音楽一家に育ち、幼少の頃から数々の大会を優勝してきた実力派。
レブンカムでも活動している村山によるのどかな篠笛の音色に、馬頭琴や太鼓、ギター、ベースなどが絡み合い、モンゴル古謡を基にした曲から日本人といわれる朝鮮の英雄“沙也可”の墓前で作った曲などが、既成の篠笛イメージとは異なる世界を垣間見せる。
1982年にリリースされた『現代の筝曲ベスト30』の新版。『邦楽ジャーナル』の協力のもと行なった“あなたが選ぶ現代の筝曲”アンケートの上位30曲をCD化。人気の筝曲が網羅された5枚組。
三線による島の唄インストゥルメンタル集『珊瑚抄』シリーズ3作からのベスト選曲盤。三線が奏でる音楽は心地良く、聴く人のココロを穏やかにしてくれる。夏に聴く至高の1枚としてオススメ。
大阪を拠点に活動し“幸枝若節”でブームを巻き起こした浪曲師のシリーズCD。明治時代に実際にあった事件を元に作られた「河内十人斬」や、十八番の「会津小鉄〜文治殺し」などが収録されている。