ジャンル : 演歌・純邦楽・落語 > 純邦楽・民謡
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日本伝統文化振興財団昭和35年から41年にかけて吹き込まれた四世清元梅吉の清元節、東明節を厳選集成した待望の2枚組。四世が平成19年に伝統文化ポーラ賞を受賞した記念盤として制作されたもので、至芸とも言える三味線の妙技をたっぷりと聴くことができる。
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日本伝統文化振興財団2007年に伝統文化ポーラ賞を受賞した三味線奏者、四世清元梅吉の2枚組名演集の第2弾。ここには62年から66年の間に発表された清元節、東明節が収められており、中には父親の清元梅寿太夫が演じた舞踊曲や祖父に当たる三代目が作曲した作品も含まれる。
宮城県発、和太鼓カルテットの初アルバム。心臓の鼓動のごとく鼓舞する太鼓の音を聴く感覚は、アスリートたちの演技を見ているようである。ライヴ音源もあり、迸る汗さえ実感。まさに生きている音の集合体といった趣。作り出される音階と旋律が胸に迫る、パワー漲る栄養剤のような作品。
寄席の高座に立ち、俗曲師として唄に三味線、踊りなどの俗曲の芸を披露しているうめ吉。お座敷で三味線伴奏により芸妓によって歌われたかつての流行歌、端唄・俗曲を聴かせている。庶民の芸である都々逸や端唄などで、時代感覚を錯落させて楽しませる。
平安中期(嵯峨天皇の在位期・809〜823年)の雅楽を演奏する長谷川の試みは、実践的な考古学といった趣だ。楽人ではなく殿上人が演奏し、龍笛が主旋律をとるなど近代雅楽と楽器編成も異なっていたという。我々が知る雅楽とは異質な響きがそこにはある。
毎年音頭の時期には、本場の河内をはじめ、大阪、近畿、四国の櫓に立つ音頭取りの第2弾CD。9歳で父・河内家菊水に入門し、ロックやレゲエの河内音頭も発表してきた彼の美しい美声を凝縮している。
お正月にはおなじみの、宮城道雄作曲「春の海」。本作はこの名曲を箏や尺八で演奏するためのレッスンCD。安藤政輝と山本邦山による模範演奏とパート別カラオケを収録している。
『春夏秋冬』や『花の明け暮れ』なども評判を呼ぶ栄芝の小唄集。近年では映画などでも接する機会が減少し、一般的には馴染みの薄いものになってきた小唄だが、江戸情緒や男女の世界などを小粋に淡々と表現する。日本の伝統芸術を支える地道な企画盤だ。