制作・出演 : ドビュッシー
アシュケナージ父子による演奏。どちらがどちらのパートを弾いているのか分別が付かぬほど、音質や色、そしてクセのない表現が統一され、アンサンブルも破綻なく、まるで1台のピアノによる演奏のよう。どちらかといえば、華やかなラヴェルに軍配。
カザルス、ロストロポーヴィチ、デュ・プレ、ハンナ・チャン、ゴーティエ・カピュソンに新倉瞳まで、大巨匠から期待の若手までを一堂に集めた、チェロの饗宴。チェロの音色にどっぷり浸かれる6枚組だ。
トーク・コンサートをはじめ、TVやゲーム音楽など幅広い活躍を続ける清塚信也の本格クラシック・アルバム第2弾。ラウンジ・ミュージック的な音作りで、あえてダイナミック・レンジを拡げず、ソフト・フォーカスで捉えた響きが耳に快い。絵本風のブックレットもお洒落。
『ぐっすり眠れる』シリーズのチェロ編。ミッシャ・マイスキー、ジュリアン・ロイド・ウェッバー、モーリス・ジャンドロン、ハインリッヒ・シフ、イギリス室内管などによる一日の疲れを癒して眠りを誘うチェロの楽曲を収める。犬の寝顔のジャケットにも注目。
内田の演奏には常にドラマがあるが、ここでも彼女のドラマトゥルギーが、遺憾なく発揮されている。ピアノの可能性と自身の音楽美学を突き詰めた作品を、内田がものの見事に解き明かしている。
カラヤンが案外得意としていたドビュッシーとラヴェル。「海」は4度目、「牧神〜」は3度目、「ダフニス」は2度目となる。「亡き王女〜」はこれが唯一の録音。精妙な音色の変化とダイナミズムはカラヤンならではだ。
アンセルメ没後40年企画盤。アンセルメがステレオ期に遺したドビュッシーの管弦楽作品をすべて収録している。「海」は1957年と64年録音の2種で、デッカのステレオ初期録音の技術の高さを物語っている。
制作・出演
エルナ・スプーレンバーグ / エルネスト・アンセルメ / カミーユ・モラーヌ / グース・ヘクマン / ジョセフィン・ヴィージー / ジョージ・ロンドン / スイス・ロマンド管弦楽団 / ドビュッシー / モーリス・メーテルランク / ロジーヌ・ブレディ制作・出演
エルネスト・アンセルメ / シュザンヌ・ダンコ / スイス・ロマンド管弦楽団 / トゥール・ド・ペイルス合唱団 / ドビュッシー / ナンシー・ウー / ピエール・モレ / マリー=リーズ・ド・モンモラン / ローザンヌ青年合唱団20世紀音楽の扉を開いたドビュッシーの、精緻で多彩な管弦楽法が駆使された代表作4曲を収録。デュトワが手塩に掛けたモントリオール響の、繊細で洗練された響きの移ろいがたっぷりと味わえる。
寝る前のひとときを心身ともにリラックスして過ごすための、アロマ・テラピー効果のあるクラシック・コンピ。ドビュッシー「月の光」など、とりわけ美しく夢幻的な曲が選ばれており、演奏も一流を揃えた贅沢な一枚。
ツィマーマンの比較的珍しいドビュッシーで、フランス的な香気が立ち昇るというより、冷静で精緻な響きとリズムを積み上げている。細部と全体とのバランスが良く、独自のドビュッシー像を提示した作品。
発売元
キングレコード株式会社クラシックをメインとしたイージー・リスニングは多々あるが、当盤はモーツァルトのオペラの一節が顔を覗かせる「抱きしめたい」や、ピアソラ風の「ミッシェル」などのヒネリの利いた編曲が秀逸で、ニヤリとさせられる。“愛の練習”と銘打っているが、そんな練習は不要だという人にもオススメだ。
子供も飽きずに楽しめるクラシック・コンピ。チャイコフスキー「くるみ割り人形」やショパン「子犬のワルツ」など、適度な長さと変化のある曲をセレクト。脳に刺激を与え、感受性を高め、子供の精神にいい影響を与える一枚。